2023年9月活動開始。結成の段階で、有力グループのかつてのセンターが集結した感あって“ドリームチーム”と呼ぶにふさわしいideal peco(アイディールペコ〜略してアイペコ)。この9月には2周年ワンマンをヒューリックホール東京で敢行。流石のパフォーマンスとクオリティ高い楽曲で躍進中。インタビュー冒頭から、有名メンバー在籍がゆえの強烈なエピソードが!!
推しが自分と同じグループに加入しちゃって…!?
――近石さん以外は皆さん前世があるわけですが、もともと知り合いだったりする組み合わせはいたりしますか? 吉橋さんと菅谷さんとかは?
吉橋:前のグループで同じイベントに出たことはあって。
菅谷:顔と名前は知ってました、ずっと!
綾瀬:それこそ(吉橋を指差して)ファンでした!
――マジですか!?
綾瀬:前のグループを卒業するって聞いて、もう大号泣して!! このグループのありえるちゃん(吉橋の愛称)はもう見られないんだ〜!! って亡霊(卒業した推しメンにこだわり過ぎて過去から抜け出せないオタク)になりかかってて…。そしたら自分が入るのが決まってたアイペコに後からありえるちゃんも入るって聞いて、ええええぇぇぇ〜っ(驚)!!??
――マンガかドラマでしかない展開ですよ!!!
吉橋:私、追加みたいな感じでめっちゃギリギリに決まったからね(笑)。
――吉橋さんからの認知は?
吉橋:何かずっと前の沖縄遠征の時に、写真撮ってくださいって話しかけてくれたアイドルの子っていうのをうっすら覚えてるんですよ。あの沖縄の〜、細い子! みたいな(笑)。
――一緒にレッスン始めた時とかってどんな感じだったんですか?
綾瀬:とりあえずずっと敬語でした。
吉橋:だって私が後から入るって決まってみんなに挨拶に行った時に、大号泣されて(一同爆笑)!
綾瀬:最初私はずっと“ありえるさんだ〜♡ ありえるさんだ〜♡”って遠目に見てたんですけど、ほかのみんなは“あ〜ちゃんあ〜ちゃん!”って気軽に話しかけてて、“えええぇぇぇ〜(怒)!!!”
――ガチファンゆえに一歩引いちゃう感じわかります(笑)。
綾瀬:これはダメだ! 自分から壁を作ってる!! と思って、その後はちゃんと1メンバーとして接するようになりました!
――良かったです! 吉橋さん的に、またアイドルをやろうと思った動機みたいなものは、どのへんにあったんでしょうか?
吉橋:私、アイドル13年とかやってて。前のグループも7年くらいいたので。辞めた後どうしようかなと思った時に、アイぺコのお話を頂いて、実は今まで毎回追加メンバーで、既存のグループに途中から加入する形しか経験してなかったんですよ。グループを1から創り上げるのをやってみたいな〜って思って、それをアイドル人生最後の挑戦にしたいなと思って加入を決めました。
――なるほどです。同じ質問で、菅谷さんはどうですか?
菅谷:私は前のグループを辞めた時に、もうアイドルはやらないって決めてたんですよ。でもファンの方と交流する機会は何回かあって、そういう時にファンの方と話してて、やっぱりステージに立ってる姿が一番好きっていうのは…。皆さん優しいから、直接は言わないんですけど、何か伝わってくるんですよね。遠回しに、ほわ〜んと…(笑)。それまでも誘って頂く機会はあったんですけど、アイペコのお話を頂いて、ここでなら自分がやりたいことができるって思って、決意した感じですね。
――最初のレッスンとか、経験者が多いからスムーズに行く感じでしたか? 早海さん、白星さんどうでしょう?
早海:私は、アイドル経験はあるんですけど王道のキラキラのアイドルやってなくて! ずっと好きではいたんですけど。やっぱり楽曲や衣装の感じも全然違うから、最初は戸惑いました。レコーディングのときの歌い方とかも結構苦戦して…。でも新しい挑戦ですごく楽しんでやれました!
白星:3つ目のグループなんですけど、今までわりと同じ事務所の子とずっと一緒にやってきて、1人で新しい環境に送り出されることが久しぶりで、すごい人見知りだから、まず話し相手がいないのに生きていけるか心配で…。
――大変(笑)!! 結果大丈夫だったんでしょうか?
白星:大丈夫でした! みんな優しかった(笑)!!!
――良かったです!! キャリアがあってもやっぱり不安や戸惑いは普通にあるんですね…。近石さんは唯一の未経験メンバーなわけですけど、大変だったことはありましたか?
近石:みんなやっぱり振り覚えも速いしすごいです。歌ったこともあるし、踊ったこともあるけど、歌いながら踊るのはアイドルならではだと思うんですよ。最初は本当に、マイクがブレブレになっちゃって、何度も先生から注意されました。メンバーは一緒にレッスンしてるだけで“あ、こうやるんだ!”って学ぶところがいっぱいありました!


Newsクランチ!編集部







