ひとりの女性としてもう一度認められたかった

――なるほど。お二方ともスタイルは違えど、楽しく仕事をする延長線上にファンのみなさんに喜んでもらいたい、という信念は同じなんですね。真由美さんは恵比寿マスカッツに所属して、様々な仕事をして、その後結婚されて出産も経験され、正直、たくさんのものを手に入れた状態だと思うんです。そんな中、またグラビアに復帰するモチベーションってなんだったんですか?

真由美:ひとりの女性として、もう一度認められたかった、というのが大きいですね。私は親である前に女性だから、女性として綺麗でいたい。それを維持できるのは何かな、と考えた時に、やはりグラビアだな、と思ったんです。こうやってありがたいことにお仕事させていただいている時に、本当に子供ふたりいるんですか?と言われて、“あ、そっか、私ママなんだ”と気づくときもあります(笑)。完全にスイッチを切り替えているので。

知恵:お姉ちゃんは、普段は本当にちゃんとお母さんをしてるから本当にすごいなって思います。

――ですよね、それでその美貌とスタイルを維持しているのは素晴らしいですね。

真由美:でもなくなるものはなくなっちゃいましたけどね、お胸とか…(笑)。

――いえいえ、そんなことないですよ! でもグラビアをやっていなかったら、もっと意識が低くなっていた、ということですか?

真由美:本当にそうですね。全体的にデカい、いわゆるお母さんの体型ってあるじゃないですか、ああいう体型にだけはなりたくないな、って小さい頃から思ってたんで、それを実行したいと思って、グラビアを再開したのもあります。逆算ですね。

知恵:偉いな~。

真由美:何言ってるの! 知恵は逆に目標なくてもストイックなタイプじゃん、私は目標を立てないと、頑張れないな、ってこと。

知恵:お姉ちゃんだからよく分かってる(笑)。

▲取材中も仲睦まじいふたり

ほかでエロがらせるから!

――知恵さんにお聞きしたいのですが、表の仕事もやりつつ、裏方として事務所の運営や、作品づくりまで手掛けていますよね。それでもやはりグラビアの仕事は特別ですか?

知恵:特別ですね。前回、久しぶりに映像作品を出した時、一番最初に注文が入ったのがイギリスだったんです。えっ!? イギリス? って。それを見た瞬間に、国外にも私のファンの方はいらっしゃるんだな、と実感したし、改めて、世界を股にかけてエロがらせる事が私の使命だって思いました。ほかの仕事をしながらでも、やはりグラビアじゃないと満たされない部分がある。自己承認欲求が凄く高いんです。だから今回も「私たち姉妹のエロ、どうですか?」というのをファンの皆さんに見てもらいたい。

――そこで知恵さんがすごいのは、最後まではしないじゃないですか。脱いだり、その先まで行ったりはしない。きちんと自分の中の砦を守っている。

知恵:実際に脱いでいる方を悪く言うつもりは一切ない、という前提の話なのですが、これはやりたくない、という事は自分の中にはっきりとあります。せっかく自分で決められる立場になったのだから、やりたくないこと、やって後悔する事はしたくない。だから、今回の作品もグラビアアイドルの映像作品でよくあるマッサージや飴を舐めるシーンなどはないです、その分、ほかでエロがらせるから! という気持ちでやっています。私の理想は、90年代黄金期のグラビア。過激じゃなく、美しさとエロさの両面を兼ね備えたグラビア作品が理想なんです。