テクニカルライター・田中拓也の『人生変えちゃうアプリ!』。街乗りや観光地での移動に自転車を使いたいとき、ありますよね。「HELLO CYCLING(ハローサイクリング)」を使えば、全国各地でシェアサイクリングが格安で楽しめます。

電動自転車のシェアサービス

▲「HELLO CYCLING」のアプリアイコン

「HELLO CYCLING(ハローサイクリング)」は、OpenStreetが提供している自転車のシェアサイクリングサービスです。無人のステーションに駐車してある電動自転車を、レンタルすることができます。

首都圏を中心に、全国各地で展開しており、利用料金は15分70円前後とリーズナブル。予約から返却まで、アプリだけで完結するので、どこでも手軽に使えるというのがウリです。毎日の街乗りはもちろんですが、観光地へ行ったときなどに利用すると、行動範囲がぐっと広がりそうです。

▲このような看板がステーションの目印

シェアサイクリングを予約する

最初にユーザー情報と決済方法を登録します。決済には、Yahoo!ウォレットやクレジットカード、キャリア決済などが利用できます。

アカウントを作成したら、近くにある無人ステーションを検索して、予約を行います。予約可能な自転車のリストが表示されるので、車両を選んで予約ボタンをタップ。30分以内にステーションへ行って、利用を開始するという流れになります。30分経過すると自動キャンセルとなりますが、この場合には費用は発生しません。

▲ステーションを検索
▲車両を選んで予約を行う
▲30分以内にステーションへ行く

利用を開始する際は、ハンドル部分に取り付けてあるスマートパネルを操作して解錠を行います。アプリに表示されている4桁の暗証番号を入力すると、利用を開始できます。

▲スマートパネルを操作して利用を開始する

電動アシストを利用するには、ハンドル左部分にある操作スイッチを押して、電源をオンにします。電動アシストは、ペダルを踏む力を感知して、モーターが作動します。アシストレベルは3段階、自転車の変速機も3段階で切り替えることができ、組み合わせることで、かなりきつい坂道でもスイスイ登攀できるのが便利です。

利用中に駐輪することもできます。普段使っている自転車と同じで、後輪部に取り付けられたリング錠でロックします。解錠するには暗証番号の入力が必要ですが、SuicaやPASMOなどのICカードを登録することで、カードをかざすだけでロックの解錠や、次回以降に自転車をかんたんに借り出せるようになります。

別の無人ステーションへ乗り捨てが可能

自転車を返却したいときは、ステーションの指定の場所に自転車を設置します。リング錠でロックしてから、操作パネルの「RETURN」ボタンを押すと返却処理が行われます。サーバーと通信し、返却が完了すると、利用時間に応じて料金が支払われます。

▲利用完了すると利用履歴に保存される

返却先は提携ステーションならどこでもOKです。自宅近くで乗って、駅で乗り捨てるといった使い方に便利でしょう。ただし駐輪スペースが満車だと、返却できません。そのため、30分前に返却予約をすることが可能です。

気になるのは利用中の事故ですが、レンタル中は専用の損害保険が自動で付いてきます(詳しくは利用規約の第20条を参照)。

HELLO CYCLINGの料金は、15分70円前後、または12時間で1000円前後です。30分以内に着ける場所なら、バスなどを利用するより割安なので、毎日の通勤、通学などにも使えます。また観光地での足としても活躍してくれるでしょう。近くにステーションがあれば、ぜひ利用してみてください。

【HELLO CYCLING(ハローサイクリング)」のダウンロードはこちら】

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『人生変えちゃうアプリ!』は次回7/6(月)更新予定です、お楽しみに。