テクニカルライター・田中拓也の『人生変えちゃうアプリ!』。今回紹介するのは、カンバン方式を採用したプロジェクト管理アプリ「Trello(トレロ)」です。付箋紙を貼るような感覚で、さまざまなタスクを効率的に管理できます。

カンバン方式でタスクを管理

▲「Trello」のアプリアイコン

「Trello」は、無料で使えるタスク管理アプリです。カンバン方式という、付箋紙のようなカードを貼り付けて、タスクを効率的に管理する仕組みを採用しています。

たくさんのタスクを抱えている場合、どのタスクをいつまでにやればいいか、わからなくなることがよくあります。Trelloを使うと、ボードと呼ばれる1つの画面でカード(タスク)を一望でき、タスクの量や進捗状況を一瞬で把握できるようになります。

Trelloのボードは好きなだけ作成できるため、仕事でも家庭でも、さまざまなプロジェクトを整理するのに便利です。リストを作ってカードを並べるという、シンプルな操作のため、やることリストだけでなく、発想次第でいろいろな使い方ができます。

プロジェクトごとにボードを作成

Trelloを初めて使うときは、サインアップを行います。サインアップが完了したら、最初に「ボード」を作ります。Trelloではプロジェクトごとにボードを用意します。「+」をタップしてボードを作成し、名前と背景を設定します。

▲サインアップではメールアドレスとパスワードを登録する
▲「+」をタップしてボードを作成する

次に「リスト」を追加します。リストは、カードを分類するのに使います。「未着手」「着手中」「完了」などのリストを作っておけば、カードをどこに振り分けるかで、タスクの量や進捗状況を把握できるようになります。

検討が必要なタスクをまとめておくための「保留」リストや、リソースをまとめておくリストなどを用意してもよいでしょう。どんなリストを作るかは、まったくの自由です。タスクをどのように管理していくか、個性が出る部分です。

▲ボードができたらリストを追加する