焼肉に飽きたら、次はお寿司にしましょう

「焼肉は意外に太らないことは分かったけど、夜に焼肉ばかりってわけにはいかない」とお思いの方もいることでしょう。

私が、焼肉の次におすすめしたいのが「お寿司」です。極論ですが、呑み助は夜に焼肉とお寿司を、交互に行けばいいという話です(笑)。

基本的に魚がネタとなるお寿司は低GI食で、かつ低カロリーという点でおすすめです。ただし、シャリ(ご飯)の量に気を付ける必要があります。にぎり1貫のご飯の量は20g(=糖質7.3g)だといいます。

ということは、にぎり6貫でご飯一杯分になります。シャリを少なめにするとお腹いっぱいにならないので、一緒にアサリの味噌汁や、食物繊維いっぱいのワカメをつまみで食べておくのがいいでしょう。

魚のカロリーを見ると、肉とは一桁違うものもたくさんあります。

イカ(GI/カロリー):40/88
アジ(GI/カロリー):40/121
マグロ(GI/カロリー):40/125
ヒラメ(GI/カロリー):40/124
カニ(GI/カロリー):40/59
エビ(GI/カロリー):40/95
カツオ(GI/カロリー):40/165
ホタテ(GI/カロリー):42/72
ウニ(GI/カロリー):44/170
イクラ(GI/カロリー):45/270

皆さんも大好きなマグロは、赤身もトロもGI値では40という低い数値です。大トロになると、脂が多い分、カロリーはもう少し高くなるでしょうが、それにしても肉の中ではヘルシーな鶏肉より低い数値です

寿司ネタの中ではイクラのカロリーがずば抜けて高いのですが、一度にそんなにいっぱい食べるようなものではありませんよね。

1貫にイクラ10g程度でしょうから、シャリと合わせても1貫50~70キロカロリーくらいです。こうしてみると、面白いことに庶民的なネタのほうが、GI値もカロリーも低くて身体に良さそうですね。

▲焼肉に飽きたら、次はお寿司にしましょう イメージ:PIXTA

※本記事は、今津嘉宏:著『115歳が見えてくる“ちょい足し"健康法』(ワニブックス:刊)より一部を抜粋編集したものです。