メンバー同士で飛び交うお互いへの「尊敬の念」

「愛来ですか? 尊敬してます」

前回、インタビューの最中に小島はなについて熱く語りだした鈴木萌花。この論評がなかなか興味深かったので、引き続き、メンバー評を聴いてみたのだが、いきなり「尊敬」というキーワードが飛び出した。

小島はなのインタビューでも、愛来と鈴木萌花のふたりに対して「尊敬している」という言葉が出てきた。どちらも長考したり、絞り出したわけでもなく、本当に自然な流れで出てきているので、紛れもない本音なのだと思う。

たくさんの「尊敬の念」が飛び交う関係性。これはアイドルという枠にとどまらず、組織として、かなり素敵なことではないだろうか。

「愛来は尊敬しているし、なによりも憧れますよね。なんでもできちゃうじゃないですか? きっと、そのことを『愛来は器用だから』と思っている人が多いと思うんですよね。たしかに器用なんですけど、その裏ではしっかり努力をしているんです。

同じメンバーだけど、そういう部分では普段から刺激をもらえますよね。歌もダンスもすごくて、自分もあのぐらいできたらいいな、できるようにならなくちゃなって。本当に憧れますよねぇ~」

アメフラっシでの活動だけでなく「あいらもえか」としてもコンサートを開いているので、常に愛来から常に刺激を受けている、ということになる。それはきっとライブ活動がストップしている今でも変わらないはずだ。