オトナがBARに通うワケ

BARが好きです。

▲こういった雰囲気が好みです

最近たくさん食べられなくなってきた。というか、昔からそんなに食べられなかったのかもしれない。少年マンガの主人公はだいたい大食いなので、憧れ、自分もいけると思い込んでいたが、そもそも普通の量しか食べれなかったところに、年月が重なって今に至る。

そうなって分かったのは「〇〇放題」は損って事。そんなところに行こうものなら、食べ放題を謳歌している人達を尻目に、劣等感と損した気持ちしか感じない。

たくさん食べてこその食べ放題。たくさん飲んでこその飲み放題。

僕には向いてない。ならば、おいしいものを適量食べたり飲んだりしたいという事になる。ここで僕の人生に現れたのがBARだった。

▲ BARが人を選ぶのかもしれない

最初、先輩に連れて行かれた時は、まだ若いのもあいまって「こんな高いビール飲んでられないよ」との感情しか沸かなかった。それからBARとはすっかり疎遠になっていたが、歳と共にしっくりくるようになった。

おいしいお酒を適量楽しむ。そしたら飲み食べ放題で払っていたお金より、安く楽しめる事に気付いたのだ。

最初に連れて行ってもらったBARがいけなかったのか、合わなかったのか、BAR飯はおいしくないという印象だったが、それからの修行で美味い飯を出すBARがたくさんある事も知った。

こうして僕は、すっかりBARにハマってしまった。

▲本編とは関係ありませんが、ベトナムの街並みです

ここまで読んでもらえて嬉しいです。やついいちろうと言います。

エレキコミックというコンビでコントをやったりしています。谷井と書いて「たにい」ではなく「やつい」と読みます。同じ読みの苗字の人に今まで会った事がありません。

あるテレビで、鶴瓶師匠から「漢字だと読めへんから、変えた方がええ」と言われて平仮名にしました。

どうでも良い話でしたね。

最近は1人でBARを訪れ、まったりと過ごす時間が気に入っています。お酒を大事に作ってくれる、あの感じが好きなのかもしれません。所作の美しさにおいしさは宿ると気付いたからかもしれません。こんなご時世ではありますが、今までお世話になったきた飲食店を応援したい気持ちがあります。

そんなわけで僕の思うBARの魅力について書かせていただこうと思っています。