80年代の斉藤由貴は最強。とにかく顔がどタイプ!
ワニ 後攻紅組は?
りか 斉藤由貴さんの『白い炎』です。
ワニ 我々世代では『スケバン刑事』のイメージです!! スケバンヨーヨーで遊んだなぁ……高い位置のポニーテールにセーラー服。最高にかわいい斉藤由貴さん!
りか 顔がどタイプ! かわいくて最高ですよね♡ でも私は、この曲に『スケバン刑事』のイメージはなくて。
ワニ 斉藤由貴さんの曲と言えば『卒業』が大好きなんだよね?
りか 『卒業』から入り、斉藤由貴さんをどんどん好きになったのですが『白い炎』は、圧倒的にかわいそうな曲で印象的なんです。
ワニ テーマ通り切なすぎる、と?
りか イントロの曲調は勢いを感じるんです。そこには“怒り”“悲しみ”“思いの深さ”など全てが詰め込まれている気がして。初聴では彼女が彼の心変わりに怒っているのかな?と思っていたけど、聴き込むとこれは彼女にもなれていなかったんですよ!
ワニ どの辺りで?
りか “最後の5が押せなかったテレフォン”って……どんだけ、内に秘めた想いを抱えたかわいそうな子なの!! 自分で“私 悲しい女の子ですか”って言っちゃってて。
ワニ そう質問されてもねぇ……。
りか 心で訴えていても実際は言えてないはず。
ワニ 自分の気持ちを伝えられないんですね。片想いは胸が痛みます。
りか 『白い炎』というタイトルにも表現されている気がするんですよ。情熱的な赤でもなく、静かに闘志を燃やす青でもなく、白。色を失った炎は、もう全ての想いを終えた印象です。
ワニ なるほど、そういう解釈ですね。てっきり、芯が強くて、冷静で、何か達観している『スケバン刑事』の主人公“麻宮サキ”をイメージしているのかと数十年思っていました(笑)。
りか いや、それもあるかもしれませんよ!! ただ私は楽曲だけを読み取っていくと、そう感じたんですよね。白って主張もなく穏やかに見えるけど、実は一番熱いのかもしれなくて。とにかく、あどけなさの中に大人びた魅力も兼ね備えた斉藤由貴さんの表情も、この楽曲の良さをさらに増幅させています。
ワニ では勝敗に行きましょう!
りか よりかわいそうなのは、『白い炎』ですが……。
ワニ ぼっち感も。
りか 孤独で震えている、寒さと哀しみの深さで『白い炎』の勝ち!
ワニ 紅組、強い!!
りか 斉藤由貴さんはやっぱりお顔が好みですし、語りたい曲がまだまだあるので、楽しみにしていて下さい!!
ワニ もしかして今回、最初から勝敗決まってた!?