YouTubeは自分らがおもろいことだけをしている
――YouTubeでのご活躍もすごいですね。吉本社員さんあるあるとか、謝罪動画とか、ネタはどなたかが考えているのですか?
山内 YouTubeは俺と濱家とがメインでやっているやつと、スタッフさんと2週間に1回、企画会議みたいのをして考えるのがあります。最新情報やトレンドをとり入れつつ。求められていないことをしても意味ないなというのはあるので、YouTubeでやるからにはYouTubeのルール、トレンドに則ってやる。
謝罪動画が伸びやすいとか、普通やったら絶対しないんですけど、YouTubeの世界なのでカバンの中身とかをやったりというので、このままバズるのをしていきたいなと思っています。
――テレビとYouTubeの違いはどこにありますか?
山内 全部、自分たちで企画して撮影までやっているので、より自分らがやりたいことだけ、自分らがおもろいと思っていることだけをしている、というのが違うところかな。テレビでやりたくないことをさせられているとかではないですけど。
あとテレビの企画だと、すごくオリジナリティを求められると思うんですけど、YouTubeはどっちかというと1人ぽつんとすごいことやっているよりも「何々してみた」って皆で共有してやるじゃないですか。ああいうのに乗っかりつつも、何かプラスかまいたち味があるというやり方を目指しています。それでいいというか。
――YouTubeでの今後の野望は?
山内 YouTubeはチャンネル登録者数100万人いったらすごいな、というところからスタートしたので、2日にいっぺんぐらいのペースで動画をアップしています。100万人は、ほんまに目指しています。
あと子どもですね。うちの子がもうちょっとで3歳になるんですけど、YouTubeめっちゃ見るんですよ。子どもって、好きな動画を見つくしているぐらい見る。どんどん新しいの見たいというのあるから。
笑える動画や驚かせる動画を何回も繰り返し見るし、子どもの玩具で遊んだり、動物園に行ったりという親が安心して見れる緩い動画もあったり……。自分の子どものためにもそういのがあればなと思います。
――本日はお忙しいなか、ありがとうございました。
山内 こちらこそ、ありがとうございました。
キングオブコント2017優勝、M-1グランプリ2019準優勝などの実績を残す実力派コンビ。
初の著書『寝苦しい夜の猫』(扶桑社)が話題を呼んでいる。
〇かまいたちチャンネル[YouTube]