「競馬は負ければ負けるほどいい」の謎理論

――やっぱりギャンブルすごいお好きなんですね。

山内 でも、ノブさん(千鳥)や川島さん(麒麟)と比べれば……。二人はよく「競馬は負ければ負けるほどいいから。その分、仕事を頑張る気になるから。そこでビビっているようでは大きい仕事はこない」という謎の理論を言っているんですよ。

「仕事が順調であるほど、かけるお金も大きくなって負けるから。それはもうそれでいいのよ」って言うてるんですけど、皆めちゃめちゃ暗い顔してます。

ギャンブルですごいというか、もうイカれているのは断トツで(霜降り明星の)粗品ですね。マジで金借りてやっていて、当たったら寄付というのはまったくもう意味がわからないです。あいつ、たぶん貯金ないですよ。スケールのでかさは表れていますけど、あそこまではちょっといけないですね。

――山内さんのお笑いに関する知識や観察眼はすごいと思うのですが、他の人を見て研究するタイプですか?

山内 まったく見ないですね。完成した他人のネタを見て何か言うのは全然できるんですけど、自分でゼロからネタを完成させるというのは、また別のものというか。だから『M-1』の考察とかいろいろ挙げたりもしたんですけど、そこで言ったことが自分らの漫才でできているかというとそうでもないので、そこは難しいんですけど。ネタが思い浮かぶのには、運の要素もあると思いますね。

▲ネタ作りは「運の要素もある」と語る山内さん

――今、山内さんが注目している若手芸人はいますか?

山内 ネタで言うとビスケットブラザーズというコンビ。基本コント師なんですが、めちゃくちゃ面白いですよ、ネタで笑うことはあんまりないんですけど、ほんまに笑い声が出るぐらい面白いですね。『キングオブコント』優勝すると思いますね。決勝まで行ったり行かなかったりなのですが、でもネタ的には絶対、優勝すると思いますね。

見た目にポップさがなく、女性人気が出るタイプじゃないですが、ネタがずば抜けて面白い。優勝したあと、どうやって売れるのか、アドバイスをどう言ってあげたらいいのかとイメージしているんですけど、あの見た目はどうやっても無理ちゃうかなと(笑)。ただ、ネタはもうめちゃくちゃおもろいです。あと、コウテイとかも面白いです。