初めて行ったカツオ釣りでハマりました!

――その番組内でも、SNSでも本気で釣りを楽しんでいる様子が伝わってきます。ハマったきっかけはなんだったんですか?

これもちょうど事務所を辞めるタイミングで、仕事がなくてヒマだったんです。何か面白いことをやりたいなと思っていたタイミングで、釣り好きな人と出会って。一度連れて行って下さい! とお願いして行ったことがきっかけでドハマりしてしまいました。

――釣りは朝が早い、魚を触るのが怖い、くさい、船酔いが嫌だ……など、いろいろとハードルがありますが、抵抗感なくすんなり受け入れられましたか?

正直、なんでこんなに朝が早いの? とは思いましたけど、それ以上に楽しかったんです。連れて行ってくださった方は、最初は初心者向けにとアジ釣りなどを考えていたようなんですが、私は大きい魚が釣りたいと伝えたんです。

そしたら今はカツオが釣れるいいタイミングだということで、カツオ釣りに行って。本当にめちゃくちゃ群れが回っている絶好のタイミングで、仕掛けを落とせばカツオがかかるくらいのいい日に当たって。初めてでも6~7本釣れました。

それを食べたら今まで経験をしたことのない、信じられないおいしさで。カツオって独特の魚臭さがあるイメージがあったんですが、そんなことが全くなくて、歯ごたえがプリンプリンで。今まで食べたことのない味わいに驚きました。

▲初めて行ったカツオ釣りでハマりました!

――お魚をさばくこともハードルのひとつですし、カツオとなればサイズも大きくて、さらにためらうように思いますが……。

母が魚屋さんでアルバイトをしていたこともあって、魚のさばき方はなんとなく教わっていたんです。やり方は一応知っていたので、最初は綺麗ではなかったけど、それなりにできました。

――ツイッターでは、ご自身のグラビアの写真よりも釣具の写真のほうが反響が大きい、と自虐的な投稿がたびたび上がっていますが、日々の投稿で真剣に釣りに取り組んでいる様子が伝わってくるので、釣り好きのフォロワーさんも増えたのではないでしょうか。

釣り人の方はかなり多いと思いますし、応援してくださいます。そういう方がグラビアの写真には“いいね”を押しづらいんじゃないかな。そうだと信じています(笑)。

――ご自身の釣り具のブランドを立ち上げたりと、いろんなことに意欲的ですよね。現在手掛けているお仕事は?

釣り関係では、釣り具のブランド『HUNT』を立ち上げたこと、定期的にファンの方と一緒に船を一艇貸し切って釣りのオフ会、ドランクドラゴンの鈴木さんと『釣り好き警察24時』というYouTube番組をやっています。そのほか、ボートレース桐生のYouTube『ドラキリュウナイトシーズン2!』、料理のYouTube『WONDERFUL COOKING』。そのほか、千葉と岐阜でパチンコのイメージガールを。グラビアの撮影会は月に1~2回開催しています。

――現在はフリーでお仕事をされていて、自己プロデュース力も必要となりますが、そういうことも苦にならずお得意のようですね。

もともと、かなり変な子ではあったと思うんです(笑)。グラビアを始めたのが24~25歳と遅く、ただ王道のグラビアをやっていては埋もれちゃうし、どうやったら注目してもらえるか、ファンの方に喜んでもらえるか、ずっと挑戦し続けていました。ライブは配信のときに変なかぶりものをしたり、なかには闇のような時代がありましたが、それらを経て今があります。

――七宝実というお名前は本名ですか? 7つの宝が実るという素敵なお名前です。

本名です。すごい名前をつけられてしまいましたよね。せっかくいい名前をもらったので、名前に負けないようにやりたいです。

――休みの日の過ごし方は?

ほぼ釣りをしています。休みの日は趣味の釣りを存分に楽しんでいます!

――2021年は、これまで以上に注目の1年になりそうです。まもなく30歳になりますね。コロナ禍で思うように活動できないことも多いかと思いますが、具体的な目標はありますか?

30歳だから、ということは全く考えていないんですが、いつまでもグラビアをやっていけるわけではないとは思っているんです。ただ、需要がある限りはやっていいものだと思っているので、なるべく長く続けていけるように、自分の体を作っていきたいと思っています。

そして、やはり釣りも大好きなので、釣りを楽しみつつ、釣りのブランドも大きくしていきたいと思っていて。なので、グラビアと釣りが大きな柱になると思います。そのふたつが合わさった、“干物グラビア”のような釣りとグラビアを絡めたものも発信していきたいです。


プロフィール
 
吉野 七宝実(よしの しほみ)
1991年3月5日生まれ。千葉県出身。
競輪専門チャンネル『SPEED』のキャンペーンユニット『スピーチーズ』のメンバーとして活動。その後、西口プロレスのラウンドガールユニット『西口向上委員会』のメンバー、AbemaTV『ピーチちゃんねる』のレギュラーレポーターを務めた。現在はグラビア活動のほかに釣り具ブランド『HUNT』のプロデュースなど活動は多岐にわたる。