これからは新しい私を届けたい

――単刀直入に聞きますが『青春高校3年C組』は、良い番組だったと思いますか?

小沼 いろんなテレビ番組があるなかで、自分がこんなに深く関わることってないので、主観的になってしまうけど、やっぱり思い入れは強いです。良いか悪いかって聞かれると、思い入れのある分、どうしても「良い」に偏ってしまいます。だって、番組自体が自分の思い出の一部になるって、すごいことじゃないですか。

――普通の人には、なかなか体験できないことですよね。

小沼 少なくとも生徒たちにとっては、仕事という範疇を超えて人生の思い出に踏み込んでいるわけだから、すごい番組なんだろうなと思います。

――ちなみに小沼さんはテレビをよく見ます?

小沼 あんまり見ないかな。でも、好きなテレビ番組は『プロフェッショナル 仕事の流儀』と『情熱大陸』。いつか出てみたいです。

――カメラに密着されたいですか?

小沼 そうですね(笑)。

――小沼さんは何のプロフェッショナル?

小沼 私が毎日やっている動画配信の特典として、今、このインタビューしていただいているので、“配信のプロ”かな(笑)。

――2年以上も休まずに配信し続けるのは、情熱がないとできないことですよね。

小沼 いつも見てくださる人には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。配信している時間は、もちろん相互の関係でコミュニケーションをしているんですけど、あくまで自分の主観が大事だと思っています。私が楽しいと感じる時間を、見てくれる人も楽しいと思ってくれているわけだから、私の“楽しい”を忘れてしまってはダメだなって思います。

――『青春高校』は終了しましたが、今後はどんなことを発信していきたいですか?

小沼 番組では見せなかった一面や、好きなものを好きなだけ語る姿を届けられたらいいなと思っています。

――まだ見せてない一面がある?

小沼 これからどんどん出していくと思います。文章を書くことだったり、映像に写っている自分も嫌いではないので、そういうことも活動のひとつとしてやっていけたらいいなと思っています。新しい私を届けたいです。

▲番組では見せていなかった一面も発信していきたい

≫≫≫ 次回は女鹿椰子さん、久保侑大さん、小沼綺音さんのスペシャル鼎談を5/16(日)に公開予定です。お楽しみに!

プロフィール
小沼 綺音(こぬま あやね)
2000年3月18日生まれ。東京都出身。「小学生に間違えらえる」という見た目とは裏腹にクールで大人びた視点を持つ『青春高校3年C組』のファンタジスタ。リアクションや言葉のチョイスが面白く、番組で共演する芸人からの評価も高い。所属する軽音部ではキーボードを担当。ニックネームは「にゅま」。