この飲み方、流行るかも!?

飲み屋に行けなくなって長い時間が経ちました。

とはいえ、開いている店もあるんで時々は顔を出し、混んでくると失礼するようにしています。皆が安心して飲めるようになるために、早くワクチンを打ちたいものです。

ということで、今回はコロナ時代の新しい酔い方について提案をさせてください。

その昔、敬愛する酒場ライターのパリッコさんが、チェアリングというアクティビティを提唱していたんです。アウトドア用の椅子を持ち歩いて、外で飲むという試みで、さぞかし気持ちいいのだろうなあと思ったわけです。

だけど、コロナ禍はチェアリンングも駆逐する勢いです。外で飲むなというお触れも飛んでいます。私たち酒飲みの行動をどこかで見ているんじゃないかと思えるほど、的確な先回り。

だったら、その先を行ってやろうじゃないか。というわけで、私は新しい立ち飲みを開発したので、ご紹介しようと思います。

▲強い酒を「鬼ころし」と呼ぶようです

今回の主人公はこの子、そう、物騒な名前の「鬼ころし」です。鬼ころしって、どこにでもあるよなあと思ったら、実は一般名称に近いんですね。

酒好きの鬼を退治するときに、酔っ払わせて退治したというエピソードがもとになっているようで、日本全国の蔵元から鬼ころしは販売されているんです。そう、この激安コンビニにも鬼の気配が。

▲さぁ、準備はいいですか?

この日の仕事を終えた私は、コンビニで鬼ころしを手にしました。このままベンチなんかに座って飲むと、また“やいのやいの”とうるさいこと言う人がいる。

そんなの気にせず飲んでしまえばいい? いやいや、私は肝っ玉が小さいから、周囲の冷たい視線に耐えられないのです。でも、私は今、仕事が終わった開放感にあふれている。今、飲みたいんだよなぁ。