駄菓子は家飲みの最高の肴

緊急事態宣言ということで、お酒の提供が全面的に禁止されてしまいました。ということで、今回はしおらしく家で飲むことにします。

自宅で飲む機会が増えた人も多いと思いますが、そのときに頭を悩ませるのが、酒のつまみじゃあないでしょうか。居酒屋はやっぱり料理がうまい。自宅でメシを作りながら飲むキッチンドランカースタイルも嫌いじゃないけど、休日の昼下がりなんかは、ゆっくりと酔いたいもの。

そんなときにどうすればいいか、というお話をさせてください。

▲駄菓子を肴に酒を飲む

というわけで、私は近所のスーパーに向かいました。そして一目散にお菓子コーナーへ。横でお菓子を選んでいる子どもに「ちょいとごめんなさい」と声をかけて手に取ったのは、お菓子の詰め合わせです。いわゆる駄菓子のアソートタイプでね、6種類ほど入って100円だというから驚いてください。今日はこちらをつまみに酒を飲もうと思います。

▲休日家飲みのスタメンはこちら

今日の釣果はこちら。どうです? この完璧なラインナップ。見ているだけで「さて、どうやって飲んでやろうかな」って気持ちになりませんか。私はこれを自宅のテーブルに並べながら、今日の打順を考えているわけです。

そして閃いた。全盛期の巨人でもこれほど華麗な打線は組めないだろう、という完璧な打順をお楽しみください。さあプレイボール。

▲子どもと会話を交わしながらまったり飲み始めます

先発(ドリンク)は、梅タイプのチューハイにしました。この子は本格派なんだけど、ちょっとクセのある球を投げるから、好不調の波があります。ただし、ハマったときには最後まで完投できる実力の持ち主。今日の先発は彼に決まりです。

そして一番バッターは「蒲焼さん太郎」。こいつをちょこちょこつまみながら、酒をゴクリと一口。うん、順調な立ち上がりだ。

蒲焼さん太郎は小兵だけど、相手に合わせたバッティングができるから、投手の玉数を稼げる。史上最高の1番バッターの称号を差し上げたいと思います。ああ、今日も酒がうまい。

▲つまみの打順を組んでみた

続く打線も切れ目がありません。2番には万能型のバターピーナッツを配置しました。どこからでも狙えるし、シーズン終盤まで活躍する、まさに計算ができる選手。そして3番「コーンポタージュ」、4番「キャベツ太郎」と長距離砲が続きます。

彼らが主軸を張ることで、打撃に勢いが出ますし、何かやってやるぞ、という雰囲気を持っているので、相手(酒)も飲まれてしまうわけです。

続いては少し小兵ではありますが、5番「マシュマロ」と7番「チョコバー」の外国人選手は、試合にメリハリを持たせる大事な役割を持っています。そして注目すべきは和製中距離砲の6番「麩菓子」。ドラフト外から入団した苦労人ですが、どの監督からも全幅の信頼を得る大ベテラン。今やどんな酒にも合うと高い評価を受けています。