一括りにはできないメンバーそれぞれの魅力を受け取っていただけたら

――2年連続でBEYOOOOONDSのオフィシャルブックが発売となりました! 改めて、ご自身でご覧になってみていかがですか。

里吉 昨年発売した『BEYOOOOONDS①』は、フレッシュな感じの制服だったり、ポップな印象の干支のコスチュームだったり、デビュー1周年を迎えたBEYOOOOONDSのグループカラーみたいなものを、ギュッとまとめて出せた1冊になったと思うんです。BEYOOOOONDSはデビュー当時から個性とか、一定の枠に捉われないとか、そういうことをたくさん言ってきていたし、それがグループとしての個性でもあるのかなと思っていて。『BEYOOOOONDS②』は、そこからこの1年間を通して更に成長した姿や、ひとりひとりが“こういう風になりたい!”と発信してきた結果が、この1冊にまるっと詰まっているなと思いました。一括りにはできないメンバーそれぞれの魅力を、このオフィシャルブックから受け取っていただけたらうれしいなって思います。

――『BEYOOOOONDS①』と見比べると、なんとなく顔つきや雰囲気も変わった気がします。

里吉 自分で見ても普段あまりしない表情だなと思いますし、いつもの“アイドル・里吉うたの”とは違う一面を出せた気がします。メンバー皆、自分らしいショットと、いい意味で普段は見ないような、そのシチュエーションに合った表現的な部分での表情のショットが詰まっていて。BEYOOOOONDSは、デビューからの2年間の中でもいろんな役や表現に挑戦してきたので、それを活かすことができたんじゃないかなと思います。

 

――前回より衣装の雰囲気も少し大人っぽくなりましたね。

里吉 そうですね。応援してくださっている方にも赤いドレスの衣装を褒めていただきました! 撮影当日、この赤いドレスを着たときに スタッフさんが“これ着られるのうーたんだけだよ!”と言ってくださったんですけど、BEYOOOOONDSに入ってから、ずっと自分の個性みたいなものを探していたので、少しずつでもそういう部分を見てもらえていたのかなと思うとうれしかったです。

――みいみ(岡村美波)が提案してくれた『アップトゥボーイ』の連載“びよーんむ”のウサギの衣装も、ばっちり着こなしていてさすがだなと思いましたよ。

里吉 ありがとうございます! 今までブログだったり、バースデーイベントの衣装であったり、そういう自己発信ができるところで、“こういう風に見せたい!”と思って出していた自分の好きなスタイルを『BEYOOOOONDS②』では、たくさん反映していただいているなと思っていて。加入した当時は、髪もストレートで下ろしていたのもあって、第一印象で、ちょっと清楚な服装だったり、落ち着いた大人な感じのイメージを持たれることが多かったですし、撮影もそういう雰囲気のものが多かったんですよ。でも、この2周年までの期間の中で、私なりに自分がなりたいアイドル像を発信してきたことが、この衣装や撮影にもつながったのかなと感じています。

――どの衣装もお似合いでしたが、どれも全く違う見えかたで見どころ満載ですね。

里吉 いろんな自分を見せたいという気持ちと、こういう自分を見てほしいという2つの想いがあったので、どちらも見せることができたんじゃないかなと思います。自分らしく撮影することができました。