実はおつまみとして“最強”の豆類
ナッツが好きです。ピーナッツに、チリビーンズ、ピスタチオに枝豆。
柿ピーと呼ばれる食べ物は、世界最高峰の完全食だとさえ思っています。今年、柿ピーが宇宙に運ばれて宇宙飛行士も食べたっていうんだから、世界もそれを認めているということなんです。ナッツが酒に合うことは異論をまたないでしょう。
酒のつまみの代表選手といえば、やはりピスタチオ。殻をむいてる時間がちょっと面倒に思えるけど、実はあの時間がいいんです。
グラスから手を離してね、爪が傷つかないように注意しながら、皮をふたつに割ると、中から出てくる緑の豆部分はクリーミーで、なんとも言えない味わい。
口に放り込むと、ちょっと塩気が効いてて、それをそっと酒で流し込む。安くはないからこそ、時間をかけて大事に食べたいつまみなんです。
最近のヒットはこちら。バター風味の効いた粉砂糖がかかった豆菓子なんだけど、これが酒に合う。甘いから口当たりが良くて、ウイスキーなんかとピッタリ。
ホッピーと合わせると、手が止まらなくなって焦りました。豆って後を引くんですよ。腹にも溜まるから、これひとつで満足できるのがありがたい。
上の豆菓子を買った店では、こんな商品を見つけました。私は本当に落花生に目がなくてね。この時期になると居酒屋では、ゆで落花生がお通しで出てくるじゃないですか。
安くはないし、ゆでる手間もある。だけど、きっとうまいから出してくれるんだ。私は、それに感動して涙が出そうになる。そして、この店に一生お金を落とそうと心に誓うんです。