旬を迎えた生の落花生は格別!

▲鹿児島直送の落花生のデカさよ!

そんなことを考えてたら、私の落花生熱に火がついた。

さっきのは冷凍物だったけど、せっかくなので鹿児島から取り寄せましたよ。「おおまさり」という名前の通り大ぶりな品種で、大きいのだと7センチくらいある。デカすぎじゃないかしら。でも、とにかくうまいんだとか。さっそく調理をします。

▲湯気とともに漂う香りがすばらしい

30分ほど塩ゆでして、粗熱をとったら完成。勢い余って7キロも取り寄せてしまいましたが、すぐに悪くなるらしいので、全部調理をしました。ちなみに、すぐに食べない分は冷凍できます。

そういえば、ゆでている最中に「いい匂いがする」と子どもたちが騒ぐんですね。どうやら焼き芋を作ってると思ったらしい。たしかに湯気からは、ほっくりした芋のような香りがしました。この芋にも似たホクホク感こそが、ゆで落花生のうまさなんですよね。

▲指の第一関節とそん色ないサイズ

そして完成。わかりますか、この大きさ。そして実がプリプリだ。口に放り込むと、クニッとした食感とホクホクとした甘さ、ちょっと効いた塩味がいいですね。

塩は入れすぎないほうが本来のうまさがわかる気がします。いやあうまい。これならいくらでも食べられる。豆は健康にもいいと聞くし、酒飲みは40歳を超えたら豆で飲むのが一番だと思いました。

▲ナッツは食感が大事

ところで、ナッツといえば、クロワッサンなどの菓子パンにくっついてる薄いアーモンドスライスも大好きでね。あれだけをはがして食べてたら、子どもに怒られたこともありました。だって、香ばしくて、うまいんだもの。

あれで酒が飲めたらなあと思った私は、さっそく行動に移します。うまい酒を飲むためならどんな努力も惜しみません。数少ない私の美徳のひとつです。

▲バターの香りに酔いしれる

ネットで業務用アーモンドスライスを購入します。数日後、自宅に届いたそれをフライパンにドンと入れ、砂糖とバターと一緒に炒めましょう。いい感じに火が通ったら、まな板に乗せます。

▲焦げた匂いで生唾ゴクリ

仕上げにトーチバーナーでボーッと炙ります。う〜ん、キャラメリゼ。香ばしすぎる。あ、焦げた。薄切りだし水分が少ないなので焦げやすいんですな。皆さんも気をつけてください。

▲ビールとチューハイと合わせます

ちょっと焦げちゃったけど、それもまた香ばしくていい。アーモンドの風味と砂糖が焦げたうま味が重なって、手が止まらなくなります。

ちなみに、お気づきかもしれませんが、この原稿では手が止まらなくなるという表現が頻出します。でも、それ以外になんとも言えないんだ。どうかご容赦ください。というわけで、こちらはビールと一緒にいただきました。うん、うまい。

ナッツに多く含まれている脂質は、まさに「健康的な脂質」の一種だと言えるでしょう。 また、ナッツの多くは糖質の含有量が少なく、食物繊維を豊富に含んでいるから、健康にいい。自宅で酒を飲むならナッツと一緒にどうぞ。

さて、いよいよ緊急事態も明けそうです。次回は富山からお送りします。

『立ち飲み・マイ・ラブ♡ - 痛みに負けるな!-』は、次回10/8(金)更新予定です。お楽しみに!!