【祝・宣言解除】せんべろ立ち飲みの代表格『晩杯屋・中延店』で60分一本勝負！

うまい刺し身よ、じゃんじゃん来い！

▲大きなブツが４切れほど

マグロの山かけもオーダーしました。このお店は、もともと赤羽の名店の系譜を継ぐ店でね。さらに、魚の仕入れ、とくにマグロに強いルートを持っていたことで、とびきりの人気店になったんです。

新鮮なマグロが200円ほどで食べられたもんだから、初めて訪れた時はびっくりしたもんです。こちらは山かけで250円。

ちなみに、私の愛してやまない酎ハイは250円。とにかく安いんです。カウンターをはさんだ向かいで、ひとりジョッキを傾けていたおじさんは、1000円札を一枚出してお釣りをもらってましたから、まさにせんべろの代表店と言っていいでしょう。

▲熱々の揚げたてをいただきます

こちらはレバフライ130円。痛風持ちにとっては、見てるだけで足が痛くなってくるメニューですが、私は勇気を出してオーダーしました。ウスターソースにどっぷりと浸されたフライは、もはやおやつです。たった一口かじるだけで、ジョッキが空になるうまさ。最高じゃありませんか。

▲立派ですね～

タラコもオーダーしました。他の席のご常連が「タラコ、炙って！」とオーダーしているのが羨ましくて、気がついたら「私もそれを」と叫んでいました。これが絶品でね。外は香ばしく焼けているので、しばしプチプチを酎ハイで楽しんだら、半生の中身をホッピーでいただく。

たったひとつのつまみで、こんなに多彩な表情を見せる君は立派な役者だ。時に激しく、時に艶っぽく。私たちを飽きさせないその技量は、まさにタラコ七変化。今夜のサケノミー賞を差しあげましょう。

▲楽しい時間はあっという間

さてと、そろそろ足腰がフラフラしてきましたね。ここのお酒は４杯目あたりから、ガクンと効いてくるんです(もちろん個人差があります)。さらに、タラコとレバーを堪能したおかげで、足指がピリピリ痛む気がする。

そろそろお暇しましょうか。他にもいろいろおいしいつまみがあったけど、たくさん飲んだから忘れちゃった。でも楽しかったことはよく覚えています。ああ、楽しい夜だった。

酒飲みの毎日は、これからますます明るくなっていくことを願ってやみません。

それではまた次回。ふらりふらりと次の街へ。

『立ち飲み・マイ・ラブ♡ - 痛みに負けるな！-』は、次回10/22(金)更新予定です。お楽しみに!!