EXITの二人が客席後方から登場のサプライズ!

終盤の歌『SUPER STAR』のイントロでは「皆さん、本日はどうもありがとうございました!」という兼近の声が、ステージとは反対側の場所から聞こえてきたため「んっ!?」と慌てたのだが、二人が客席後方のドアから入ってくるという素敵なサプライズであった。

りんたろー。と兼近はお客さんの合間を縫って、唄いながら声援に応え、観客と交流しながらステージに向かって行くのだが、二人を間近で見た人々のはじけるような笑顔が印象的だった。

▲『SUPER STAR』では客席後方から登場のサプライズ。観客と触れ合う二人

恒例の観客との記念撮影のあとには、ノリのいい市長がステージに上がって賑々しく挨拶。今回、EXITを呼ぶことになったあらましを話しつつ、招聘に尽力してくれた観光協会の方々に感謝の言葉を述べた。

ラストは町のキャッチフレーズである「南さつま、じゃっと、すっど、きばっど(=そうだ、やろう、頑張ろう!という意味)」に「EXIT」を足して「じゃっと、すっど、きばっど、EXIT!」をみんなで唱和してフィナーレとなったのだった。

▲ラストは南さつま市長が登壇し二人に花束贈呈&挨拶

終演後は、この公演に招待された小学生たちと和気あいあいと記念撮影。

そのうちの一人、2年生の中野結翔(ゆいと)くんはお父さんと一緒に来場。有名人を見るのも、お笑いを見るのも初めてという彼は、はじめはEXITのことは特に好きではなかったそうだが、今日は『どんぐりころころ』のネタがおもしろかったと、はにかみながら話してくれた。結翔くんはステッカーも当たってダブルでハッピーな1日に。この日の出来事は彼の人生の1ページに楽しい思い出として刻まれるのだろうか。そうだったらいいなと思う。

▲メッセージの「入賞者」として招待されていた中野結翔くんは、ご当地名産の「キビナゴ」のおいしさをEXITの二人に伝えていた
▲南さつまの子どもたちと記念撮影。気さくに話しかけてくれるEXITを見て「好きになった」と話してくれた子も

ご馳走を見た兼近「俺、竜宮城に来たの!?」

そのあとは、EXITの二人が南さつま市のために考えた「ふるさと納税」の返礼品のPR動画と写真撮影。撮影場所に並べられた名産品の数々を見るにつけ、本当に豊かな地域なのだなと感じる。

全国的に有名な黒毛和牛や黒豚はもちろん、タカ海老やキビナゴ、カンパチなどの海の幸、サツマイモ、米、ウナギなど、どれもおいしそう。テーブルいっぱいに並べられたご馳走を見て、兼近は「俺、竜宮城に来たの!?」と驚いていた。

EXITが考えた返礼品は、りんたろー。ヴァージョンが「ヘルシー&ボディメイク☆お肉の定期便」、兼近ヴァージョンが「忙しいあなたを応援♡おかず定期便」。集まった支援は南さつま市の子どもたちのために使われるそうだ。

▲「ふるさと納税」のPR写真撮影。テーブルいっぱいに並べられた鹿児島の名産品を目にした兼近は「俺、竜宮城に来たの!?」と驚いていた

18時過ぎに会場を出てバスで空港へ。ライブの余韻を噛み締めながら帰りの飛行機を待つ。そういえば、今回は何も鹿児島らしいものを食べなかったな、と思い、空港の食事処に行ってみた。

「角煮」「薩摩揚げ」「豚みそ」「きびなごの唐揚げ」「カツオの刺身」と名物を一度に食べられる定食があったため、それをオーダー。「今日も楽しかったな」と、充実した一日を振り返りながら舌鼓を打った。

▲鹿児島の名物を一度に楽しめる定食を食べながら、今日のライブの余韻に浸る。揚げたてのキビナゴがとてもおいしかったです
※今回の取材は感染対策を徹底したうえで行いました。

▲あなたの街にチャラ男を呼びませんかSP