闘志メラメラ、私も釣ったる~~!!

バカデカいアオリイカを見て気持ちがピシっと入れ替わり、私も釣るぞ! というモードに。めちゃくちゃ集中して釣っていたら、船長のマイクのアナウンスで『吉野さん、殺気がヤバイよ~』って言われちゃって(笑)。

私も大きいのを釣るぞと、ヤバイくらいに必死でシャクリまくっていたのがバレてました(笑)。一度、かなりいいアタリがあって、合わせたら乗ったものの抜けた感覚があって。まだいるはずと思って落とし直したけどダメで。

なんだったんだろうと巻き取ったら、エギが半分になっていて壊れていて。たぶん、イカがついたんだけど、サメに食いつかれて横取りされちゃったみたい。せっかくのチャンスだったのに悔しいーーー!! 最後はそんな形で終了。結局2日目は1キロ超えを2杯という釣果に終わった。

▲サメに襲われたと思われるイカ&エギ。悔しい~~!

スミ袋もキレイなまま、アオリイカは全て東京へ

釣ったアオリイカはその場で食べず、全て東京へ冷凍便で発送。イカはアニサキスを死滅させる対策もあり、必ず冷凍させることもあって、1日目の釣果は即冷凍。2日目の釣果と一緒に段ボールに入れて冷凍便で送れば、保冷剤代わりにもなることがわかった。そうすれば、わざわざクーラーボックスを持ってくる必要もなかったということで、これもひとつ学びになった。

今、我が家の冷凍庫には1キロ超のアオリイカが5杯もいるのでホクホク。そしてパンパン。イカは冷凍しても味が落ちないし、あげても喜ばれるので、冷凍庫のスペースがある限りいくらあっても困りません。

早速、作ったのはイカスミのパエリアとイカスミ汁。イカの身は以前に釣ったスルメイカ。スミだけアオリイカから使いました。何故かというと、今回、スミをキレイに持ち帰る方法も教えてもらい、1杯で十分すぎるスミが取れたから。

▲【パエリア】スミが贅沢に使えておいしかったです。歯も唇も真っ黒になりました

イカは死ぬ前にスミを吐いてしまうので、量が減ってしまうだけでなく、クーラーボックスの中がスミまみれになってしまうのですが、ちょっとしたコツで、それらが解消される方法を習ったのです。

用意するものは、ペンチと結束バンド。結束バンドで小さな輪っかを作っておき、釣り上げたらすぐにペンチでイカのスミ袋の入口つまみ、結束バンドで縛ってしまうだけ。そうすると、スミを吐かないのでイカ自体も白いままキレイに保存しておけるし、スミもいろんな料理にたっぷり使えるというワケ。まだまだたくさんイカがあるので、友人らみんなに振る舞う予定です!

▲【イカスミ汁】一滴も飛ばすまいと上品にいただきました

プロフィール
 
吉野 七宝実(よしの・しほみ)
1991年3月5日生まれ。千葉県出身。競輪専門チャンネル『SPEED』のキャンペーンユニット『スピーチーズ』のメンバーとして活動。その後、西口プロレスのラウンドガールユニット『西口向上委員会』のメンバー、AbemaTV『ピーチちゃんねる』のレギュラーレポーターを務めた。現在はグラビア活動のほかに釣り具ブランド『HUNT』のプロデュースなど活動は多岐にわたる。1年かけて自撮りした干物グラビアで構成した2022年版のカレンダー『IPPON釣りcalendar』も好評発売中。Twitter:@Shihomi0305、Instagram:@shihomi0305