好調が続くSANKYOの牙城を『P頭文字D』は崩せるか?
再び、出玉約270発を使って打っていたら、112回転目に再び「11000回転回せ!」リーチで大当たりです。迎えた3度目の「闘走MODE」の時短1回転目、ついに「覚醒MODE」突入で、やっと本番の走りがスタートです。皆さん“それぐらいは、いつも打ち込んでるさ”と思うでしょうが、すでに合計8千円の投資が重くのしかかって、気持ちも重い初打ちです。
しかし、ST70回は約93%の継続率ですから、『P大工の源さん超韋駄天BLACK』(SANKYO)と同じです。これは連チャンしてくれなきゃ困ります。すると、レインボーの台詞や赤保留が続いてくれて無事に連チャンします。このST70回はテンポがとてもイイ! なかでも「藤原ZONE」で強敵パトルに発展すると、10R約900発のBONUSです。
ただ、他のBOUNSUは出玉がショボくて、とてもジャギ様のALL約1500発の連続の足元にも及びません。実際、ジャギ様だったら余裕で万発を突破する11連チャンでしたが、わずか3825発の獲得にとどまりました。
う~ん、この結果には期待が大きかっただけに正直ガッカリです。一撃2万発クラスの爆発を求めるならば、60連レベルの連チャン必要なので、導入初日トップの135回でようやく時速7万2千発に少しだけ迫れるわけです。
じつは、『Pルパン三世2000カラットの涙』(HEIWA)で純粋51連チャンの7万3530発を目撃しています。ルパンの継続率は約81%なので、まさにスーパーヒーローの神髄。この台のポテンシャルを侮ってはいけませんよ。
そんなこんなで『P頭文字D』の初打ちは、出玉2793発→9千円の交換で、収支はプラス1000円という小さな勝ちで終了です。いつも「オスイチ何万発!」とお祭り騒ぎの印象を持たれるドンキホーテですが、やっと座れる新装初日だけは行きあたりばったりの連続で、勝率は極めて厳しいことも知っておいてください。
この日、安定してどの台も30~40回大当りしていたのは、『ダンまち』と『P元祖ギンギラパラダイス』(SanThree)でした。ご存じ『ギンパラ』ですが、大きくなった潜水艦の窓から見える海の世界は、なつかしい「初代モード」と、普段の海の「ギンパラモード」と、前兆や魚群探知機などにぎやかな「秘境探索モード」の3つのモードで楽しめます。
天国タイムに偏ると10~20連チャンも珍しくありません。7月に登場予定の『Pスーパー海物語in沖縄5夜桜超旋風』へのつなぎとしては、SANYOのサブブランド・SanThreeの新台としてキッチリ役目を果たしていると言えるでしょう。
瞬発力の高い台ほど、出玉差の激しさが目につくなか、ホールが大切に扱う気になる台を出すメーカーと、荒く稼ごうとするメーカーとの差も露骨です。スロット4号機並み、いや、それ以上に弱肉強食ぶり、20万30万円交換も目立つ2022年のパチンコの世界です。
〇【公式PV】P元祖ギンギラパラダイス