現在好評発売中の29thシングル『Actually...』では、選抜メンバーとして活動中。各誌グラビアはもちろん、テレビやラジオでの活躍も印象的な“まゆたん”こと、4期生最年長メンバー・田村真佑。当連載では、そんなまゆたんが真の意味での「大人」になるべく、さまざまな学び、修行を体験していきます!

記念すべき第1回のテーマは「和食のテーブルマナー」。食べるのが大好きなまゆたんなので、テーブルマナーは覚えておいて損はないはず。たとえば和食、会席料理なんて大人の皆さんでもルールがわからず、なかなかハードルを高く感じてしまうのではないでしょうか。そんなシチュエーションでも臆せず、連れて行った友人や後輩たちをさりげなく導いてあげる。そういう素敵なオトナになっていただきたく、企画しました。

“和食”ならではのテーブルマナーに緊張気味のまゆたん

さて、やって来たのは、地下鉄各線・東銀座駅からほど近い場所にある「和食割烹 銀座 ます田」さん。1日3組限定で、数々の名店で経験を積んだ店主が手掛ける日本料理を楽しめる銘店です。「銀座のお店っていうだけでドキドキします……大丈夫かな」と、早くも緊張気味のまゆたんですが……。

そんなまゆたんをお店で待ち受けていたのが、今回お世話になるテーブルマナー講師の風間幸子先生。「西洋料理テーブルマナー認定講師」「日本料理食卓作法認定講師」の資格を持ち、日々テーブルマナーの普及に尽力されているそうです。

風間先生がまゆたんにマナーを伝授!

先生「“マナー”と聞くと堅苦しいイメージを受けてしまうかもしれないですが、ご一緒するお友達や家族が楽しく食事をできるための配慮、そして料理を作ってくださるお店の方々に感謝の気持ちを示す一つの手段、と考えてもらえればと思います。自分が気づかなくても、一緒にいるお友達やお店の人には自分の振舞いがよく見えているものなんです。決められた約束事をお教えするというより、自分の振舞いが他人にどう見えているのか、それを意識化するお手伝いができればと思って講師活動をしています」

おしぼりの使用後にもマナーがあった!

さてここからは、『アップトゥボーイ』誌面では紹介しきれなかった、さまざまなマナーについて紹介していきます。席に座ったまゆたんに、おしぼりが出てきました。

先生「おしぼりを使い終わったら、綺麗に巻き直して元にあった場所に戻してもらいたいのですが、巻き終わりの部分が自分に向くように置きましょう。相手には見えないようにしたほうが見栄えがいいですよね。そして、切れ目を相手に見せないということで、縁の“切れない”お付き合いをしましょう、というメッセージにもなります。また、食事中、口や手、テーブルなどに付いた汚れをおしぼりで拭くのは見苦しいもの。汚れは『アップトゥボーイ』誌面でもご紹介した懐紙を使いましょう」

次はお箸の使い方について。

先生「まず右手で箸の中央あたりを掴み、上に持ち上げます。次に左手を箸の下に添え、右手を箸の後方に滑らせて、箸の下にくぐらせて持ちます。これがテーブルに置かれた箸を取る基本動作です」

「アップトゥボーイ」誌面でも少しご紹介しましたが、箸の使い方としてしてはいけない主な作法は以下の通りです。

  • 刺し箸…食べ物をお箸で刺す行為
  • 立て箸…ご飯の上にお箸を垂直に立てる行為
  • 渡し箸…器の上にお箸を置く行為
  • 探り箸…器の底の方にある具材を探って食べる行為
  • 差し箸…箸を持った手で人を指す行為
  • ねぶり箸…お箸の先についた食べ残りやご飯粒を口の中でなめる行為