理由はわからないが、配達数が増えている
ところが5月下旬のある日、天気がよかったので街ブラを兼ねて東京駅周辺を自転車でうろついていると、八丁堀のバナナシェイク専門店から配達の依頼が。商品の配達を終えると……またまた同じ店からの依頼が!
「これはもしや」と思い、後日、再び八丁堀周辺をうろついていると三度オーダーが!!
これは「タピオカ以上のブームになるに違いない!?」と思いながら、バナナドリンクを運び続けたのですがどこからも取り上げられる気配がなく、情報誌に企画案を出しても中年のおじさんが提出するトレンド企画に興味を示す人もおらず、ただただ月日が流れてゆくばかり。
そして、バナナドリンクがテレビで「ネクストタピオカ」として取り上げられたのは2019年秋のことでした……。
人は「何を言うのか」でなく、「誰が言うのか」ということを痛感した私ではありますが、ここで再び予言させていただきます。
2020年の前半に流行するドリンクは……。
タピオカで決まりです!
一時期は注文が落ち着き、昨年秋には「しばらくタピオカの配達やってないなー」としみじみ思っていたのですが、年末から年始にかけて配達数が再び盛り返しています。ホットドリンクにタピオカを入れた商品の配達も増えています。
「タピオカブーム終焉」と言われることも多いようですが、配達の実感からするとブームの可能性大だと感じています。もちろん、バナナドリンクの注文も多いですが、最近のタピオカのドリンクの注文数の増え方は再ブームを予感させるほどの勢いです。
おそらく春ぐらいには「タピオカ人気再燃」といった特集が、テレビの情報番組で取り上げられるに違いありません!
私の予言が実を結ぶまでには時間がかかるため、みなさんも数カ月前におかしなことを言う配達員がいたなぁ、くらいに聞き流してもらいつつも、流行に注目していただければうれしいです。
またあくまでこの連載で書いている内容は、Uber Eatsの配達員として活動する私の個人的な分析となることはご理解いただきたいと思います。
「予想が外れたじゃないか!」「もっと早く配達しろ!」といったご指摘、クレームに関しては、表記間違いなどを除いては耳を塞がせていただくことを最後に記させていただきます。それではまた次回、お会いしましょう。