政府は新型コロナウイルス感染症を、新型インフルエンザ等対策特別措置法の対象とする改正案を決定し、イベントの自粛や休校なども今月19日までは継続を要請としている。通信大手のKDDIが運営する「ブックパス」は、電子書籍による学習機会の提供を目的として期間限定で読み放題プランを無料にすることを発表した。

3月分の月額情報料が無料

今月に入ってから全国の小中高校が休校したり、多くのイベントが中止となるなかで、エンタメ業界ではアーティストがライブ映像をYouTubeで無料公開したり、定額制の動画配信サービスでも子ども向けのコンテンツを無料にするなどの動きが広がっていた。

KDDIは2020年3月9日から2020年3月28日の間、新型コロナウイルス感染拡大の影響を踏まえ、読み放題プラン「ブックパス読み放題プラン(総合コース/マガジンコース)」の月額情報料を無料で提供することを発表した。

期間中は「読み放題プラン」で提供しているコミック・雑誌・小説・実用書などの電子書籍を無料で読むことができる。既にサービスを利用しているユーザーは特別な手続きは必要なく、初めて利用するユーザーは会員登録が必要となるが、3月29日に自動的に退会処理がされるので、「読み放題プラン」を継続したい場合は改めて登録してもらいたいとのこと。

KDDIは「通信とライフデザインの融合を推進する会社として、新型コロナウイルスに伴い学校が休校となったお子さまや外出困難なお客さまに、電子書籍による学習機会を提供させていただきます。」としている。

ブックパスには無料の作品も数多くあり、「読み放題プラン」を含めると3000冊以上の書籍や雑誌の中から選べるので、この機会に気になる本を読んでみてはどうだろうか。

ブックパス

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また、2つのコースがある定額読み放題プランもおトクにお楽しみいただけます。