「おかげ」は魔法の言葉

感謝を伝えるときには「〇〇さんのおかげ」。相手との距離がもっと縮まります。

「この前はありがとう!」

↓ポジティブに言い換えすると

「この前はありがとう! おかげでうまくいったよ!」

▲「おかげ」は魔法の言葉 イメージ:sasaki106 / PIXTA

「おかげ」を口癖にすると、人との距離が縮まります。もし、あなたが何かの賞を取ったときに「すごいね!」と褒められたら、なんと返答しますか?

「え? そう? すごいっしょ?」とおどけた返しをする人もいれば、「ああ、どうも」とそっけなく返す人もいるでしょうし、「ありがとう!」と笑顔で返す人もいるでしょう。

もちろん、どんな返答をしてもそれは個性なので、良いも悪いもありません。しかし、どの返答にも魔法の言葉「〇〇さんのおかげ」を付け加えると、一気に雰囲気が良くなります。

「すごいっしょ? 〇〇さんのおかげだよ」「ああ、どうも。おかげさまで」「ありがとう! みんなのおかげだよ!」。こんなふうに、前述のどんなキャラでも「おかげ」を差し込むことは可能ですよね。普段から、良いことは自分だけの手柄ではなく、環境や周囲の協力や支えがあるおかげだと考えていれば、自然と出てくる言葉かもしれません。

周りに感謝しながら生き、本音で「おかげ」が言える人は素敵です。逆に、今は感謝の心が持てなくても、「おかげ」と口にする回数が増えると、自然と周りへの感謝ポイントが目に入ってきますよ。