7月17日、朝の情報番組『DayDay.』(日本テレビ系)のコーナー「しゃべりたくなるニュース」で、巷で人気のクリームソーダ特集が放送され、東京・高円寺にある「旅する喫茶」の店主で、クリームソーダ職人のtsunekawaさんが出演。さまざまなクリームソーダを紹介し、その魅力について語った。

思わずうっとりしてしまうクリームソーダとは?

若い世代を中心に人気が再燃しているというクリームソーダ。東京の神保町にある昭和30年創業の「さぼうる」は、赤いダイヤル式の電話があるなどレトロな雰囲気が魅力の喫茶店だが、ここに来店した若い世代がよく注文するのが、クリームソーダだ。全7色のクリームソーダを見たスタジオのシソンヌ長谷川やMCの黒田みゆアナは「キレイ!」とコメント。

さぼうるの店主・伊藤雅史さんは、このクリームソーダ人気について「若い人たちに昭和レトロが人気で、クリームソーダもSNSに載せるときに色が綺麗だ、という感じで広がった感じがします」と分析していた。

また、レトロブームを受け、企業もさまざまな商品を出しているそう。鹿児島県産のメロンペーストを使用したカルディコーヒーファームのメロンソーダの素や、クリームソーダの味わいをスムージーで表現したサンマルクのニューレトロクリームソーダスムージー、飲み物だけではなく、ファミリーマートではメロンソーダ風ロールケーキが紹介されると、MCの南海キャンディーズ山里亮太をはじめ、スタジオメンバーは一様に興味深いリアクションを取っていた。

さらに、番組では風景をモチーフにしたクリームソーダも紹介。東京・高円寺にある「旅する喫茶」の店主で、クリームソーダ職人のtsunekawaさんは、自身が作るクリームソーダについて「僕自身が旅をよくしているんですけど、そのなかで出会った空の色をモチーフにクリームソーダを作っています」と説明。その風景とともに収められたクリームソーダの写真が紹介されると、スタジオMCの武田真一アナの顔もほころぶ。

tsunekawaさんは「おうちでも喫茶店を自分で開いていただくような感覚で、楽しい時間を過ごしてもらいたい」と語り、その思いを本にしたためたレシピ集『空色のクリームソーダRecipe』を紹介。

これまでに300種類のクリームソーダを作った、という説明に山里は「すごいなあ」と素直に驚いていた。そのなかでも多くの人が「可愛い」と思わず写真に収めるくらい人気なのが、新潟県佐渡市の水平線に沈んでいく夕日をイメージした「茜空」。これはピンクから深い青へのグラデーションが美しい1杯だ。

空をモチーフにしたクリームソーダを注文したお客さんの反応は「すごいかわいい」「お店を2年前から知っていて、クリームソーダを待ち受けにするくらい憧れがありました」「味も美味しくてびっくりしました」などなど。VTRを受けて、黒田みゆアナは「さまざまなクリームソーダがありましたね」と言うと、山里も続いて「すごくきれいでしたね」と目を輝かせていた。