X(旧Twitter)は野球と相性がいい
近年SNSが普及しているが、各スポーツはもちろんのこと、ビジネスにもSNSを導入している企業は増えている。
SNSの普及により、テレビや新聞などのメディアでは露出が不十分になりつつある。
そんななかで、野球というスポーツはSNSのX(旧Twitter)と相性が非常にいい。
これは、おそらく実況系で間合いがあるスポーツだからと見ている。
一般的に認知拡大から集客、販促といった目的は、YouTubeやInstagramといった媒体が相性がいいと言われているなかでは、稀なケースと言ってもいいだろう。
また、Xは他の媒体と比較すると即時性が優れているため、ひとつのプレーによって流れが変わる野球との相性がいいのだろう。
多くのプロ野球選手から関係者まで利用していることもあり、情報収集に関しても非常に便利なツールなのは間違いない。
実際のところ、野球に携わる各種メディアは、Xから抜粋しているものもある。
ちなみに私が連載しているWANIBOOKS NewsCrunchやこれまでに出版した書籍に関しても、X経由から始まったものだ。
機能のアップデートや課金制度など変化が激しい媒体だが、野球を見ている人からすると必須のツールになりつつある。
試合の見方から情報収集までの活かし方
野球の試合中から情報収集までの活かし方についても書いていきたい。
まずは、Xのアルゴリズム(アカウントを持つユーザーから投稿された無数のコンテンツを、ある規則や関連性に基づいて、ユーザーの設定や興味関心に合わせて最適に並べ替える方法のこと) を考えると、他の媒体と同様にタイムラインに掲載される投稿は、普段から閲覧している投稿になる。
例えば、私の場合なら夏の甲子園が開催されている時期は、高校野球に関する投稿をキャッチアップしているため、高校野球に関する投稿が多く流れる。
普段は巨人に関する投稿をキャッチアップしているため、巨人に関する投稿が流れやすくなる仕組みになるのだ。
そのため、普段から有益な情報を発信しているアカウントを見ることにより、リスト機能を使用しなくても、勝手に投稿が流れてくることがある。
だからこそ、普段から有益だと思うアカウントの投稿を閲覧することによって、自分のタイムラインを最適にしていくことが重要になっていくだろう。
情報収集に関しては、年々プロ野球以外の現地の動画が増えているため、ドラフトに関するアカウントを見ることにより、ドラフト候補の選手の情報は収集できるだろう。
情報化社会により、単純な情報だけが入手できるようになったが、なかにはふざけて移籍やトレードに関する嘘の情報を投稿する人もいる。
この類のアカウントは、ノイズになるため全てミュートにすることを推奨したい。
また、動画を配信している公式アカウントはもちろんのこと、ニュース記事を発信しているアカウントや、プレーに関して考察をするアカウントもフォローをすることにより、野球に対する考え方が養われるだろう。
私が一番影響を受けた方といえば、やはりお股ニキさんである。
2015年ぐらいからフォローをさせていただいているが、野球に対する考え方を変えていただいた1人といっても過言ではない。
今ではXの投稿は減ってしまったが、週刊プレイボーイやお股塾などで発信しており、そちらで勉強させていただいている。