推し活のために仕事をして生きている
――アニメや漫画が好きということですが、SNSを拝見したところ初音ミク、ホロライブの投稿も多いなと思いました。
麻倉 初音ミクは小学生の頃から好きです。小学校6年生での身長が150センチと高いほうだったので、“ミクさんと同じ身長158センチ、体重42キロになるぞ!”と思っていたんですけど、伸びませんでした……。この前も『初音ミク「マジカルミライ 2023」』に行ってきました、前から8列目だったんですよ! 「ミクさんが! 目の前に!」って感じでした。
世界で一番好きな女の子に会ってきました📣
— 麻倉瑞季 (@mizuki_asakura_) September 1, 2023
8列目でかなり近くて本当にミクさんが生きてる!!ってなってずーーーっと泣いてた!
ペンライトが買えなくて無しで参戦しようとしたら隣の中国人の方が貸してくださいました!優しさに感謝🙌🏻
また来年も絶対行くぞー!!!#マジカルミライ2023 pic.twitter.com/fzsf1QQfk0
――“さん”付けしてるところからも、好きな感じが伝わってきます(笑)。
麻倉 ホロライブも大好きです。一番最初にハマったVTuberが、兎田ぺこらちゃんなんです。あと実況者ではキヨ。、レトルト、ガッチマンの皆さんが入り口で、こういうスタイルもあるんだと思ってハマっていました。ちなみに、一番の推しは剣持刀也くんと、兎鞠まりちゃんです!
――もしかして、麻倉さんは推しのために働かれている…?
麻倉 正解です!
――あはははは! 即答ですね。
麻倉 推し活をするために生きてるようなもんなので、稼いだお金は推しに貢いでいる感覚です。頓知気のチェキ会1回で10万使ったこともあります。
――10万円! マネージャーさんが苦笑されてますが……。
麻倉 推しと話したいし、ランチェキ(ランダムチェキ)もあるから、“頓知気が髪の毛ブリーチしたチェキ欲しぃぃぃ!”とか“あ、アクスタ買ってない!”とか。結果お金が飛んでいくんですけど、マネージャーさんも“しょうがねえ”って感じで見てくれてます(笑)。
――今後、推しと仕事をすることになったらどうされますか。
麻倉 やります! 推しに認識されたくないオタクではなくて、できれば推しと一緒に仕事がしたいタイプなので! もし、仕事で仲良くなってご飯に行く関係になっても、チェキ会には通いますし、貢ぎ続けます。
――麻倉さんは推す立場としての鑑みたいな方ですね。あと、BiSHもお好きということですが、何をキッカケにハマられたのでしょうか。
麻倉 高校生の頃に、長崎大学でやっていたBiSHのコピーバンドを友達と見に行ったんです。そのコピバン、歌っている人たちはめっちゃ下手だったんですけど、“いい曲だな、ドラムとベースもかっこいい”と思ったので、本家を聴いたらドハマリしました。コロナ禍も明けて、ライブに行きやすくなったところで解散しちゃった感じなんです。
――それは残念でしたね、メンバーで一番の推しだった方は誰でしたか。
麻倉 アユニ(D)ちゃん。もともと私は、あのギャ(あのちゃんギャル)だったんですけど、アユニちゃんの顔も大好きで、もちろん言葉や撮る写真も含めて、全部好きです。
――解散ライブには行けたんですよね。
麻倉 そうなんです! すごい倍率だったらしいんですけど、当たりました! 私の誕生日が第3次抽選の発表日で「史上最悪で最高の誕生日」と呼んでいるんです。映画の撮影をしていて、死ぬほどリテイクをくらって死ぬほど泣いて、“誕生日なのに、なんでこんなに泣かないといけないの?”と落ち込んでいたんです。
そんな日だったので“BiSHの解散ライブも外れていたらどうしよう……”と思っていたら、当たっていたので「最高! 解散に立ち会える!」ってなりました。運を全部使いましたが、当たってよかったです。