今でも空き時間には二人で遊んでます
――コンビになったことで二人の関係性に変化はありましたか?
高木:責任が生じるというか、ただの友達ではなくなったので、これまでなら言わなくてよかったことも、ちゃんと言わなきゃいけなくなったっていうのは、ひとつ大きな変化ですね。
可児:たしかに、それは意識していかないと。コンビになった以上、イヤな部分も共有していかないといけないじゃないですか。今のところ、コンビとしてすごい順調に行けちゃってるので、順調なときのお互いしか知らないんですけど、もしこれから低迷したときに関係性が悪くならないように注意しようと思います。
――今も一緒に植物園に行ったりしてるんですか?
髙木:それはないですね(笑)。一緒の時間が増えたので、休みの日にわざわざ予定を合わせて出かけるとかはなくなりました。
可児:ほぼ毎日のように会うので、空き時間で遊ぶっていうふうにシフトしましたね。最近はオーディションでフジテレビに行ったりするので、オーディション終わりでダイバーシティに行ったりとかしました。
高木:買い物したり、たこ焼きミュージアム行ったり。今日もこの取材のあと、二人で時間をつぶそうかと思ってます。
――他のコンビに比べたら仲がいいって言われませんか?
髙木:たしかに、僕らは普通だと思ってたんですけど、それが普通じゃないんだって思う瞬間はありますね(笑)。この前、にゃんこスターさんとツーマンライブをやったんですけど、帰りの電車で僕らが隣に並んで座ったら驚かれました。
可児:にゃんこスターさんの場合は、元恋人っていうのもありますけど、アンゴラ村長さんは電車を降りるときも、スーパー3助さんのことをまったく見てなかったです。
髙木:そうでした(笑)。そのときも、僕らはそれが普通だと思ってたんですけどね。でも、わざわざ離れるとかはしなくていいかなって。僕らにとっては普通のことなので。
――コンビそれぞれの距離感がありますもんね。では、本日の取材は以上に……。
高木:すみません! ひとつだけいいですか? 最近、僕らがおもしろいと思ってる若手の芸人がいるので、それだけ紹介していいですか。人間横丁って言うんですけど……。
可児:二人がニュースクランチさんのインタビューで僕らの名前を上げてくれてたのが、うれしくて(笑)。でも、本当におもしろいんですよ。この前も、ライブのエンディングで山田(蒼士朗)くんが急に泣き始めるみたいなのをしてて。不思議でおもしろいコンビです。
(取材:梅山 織愛)
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高木 払い(たかぎ・ばらい)
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