珈琲ハウス「赤茄子」のファンシーなババロア
ここまで作ったババロアを紹介しましたが、私自身、長らく人が作ったババロアを食べてないので、プロのババロアも見て食べ比べてみたい! 断面も気になるし! というわけで、今も可愛いババロアを出す喫茶店があると聞き、早朝に行ってまいりました!
東京、新小岩の商店街にあるCOFFEE HOUSE「赤茄子」と書いて「とまと」。イカします! 寒さでヒリつく冬の朝、店内に入ると店内の柔らかい温かさでホッとします。
ガラスの向こうには駅に向かう人々のせわしなさ、店内はゆったりとした時間の異次元さを体感しつつ注文すると、
キタ! ババロア! うひ~! めちゃくちゃファンシー!! なんという可愛さ!! 最近の世の中は、この可愛さをすっかり忘れています!
外にこれ持って出て「これ可愛いですよ!」って叫びたい~!!
……では、変質者として通報される前にいただきます!
う! なめらかで固さもちょうどよく美味しいカスタードの味!! この舌触りと断面を見ると、私が作った囲みみかんババロアは少し泡立て過ぎたのかもしれません。
さすがプロ……。
そして、ここでもわかるように「エンゼル型」のババロアです。盛り付けの際に、三色ババロアくらいの高さがあると、ババロアの弾力では立てるのに技術がいるので、エンゼル型が一番安定していたのかもしれませんね。
美味しかった~! ご馳走さまです。
そんなこんなで、まだまだステキな形と味のババロアはたくさんあるので、皆さま、ぜひお試しを。
それにしても、家庭に冷蔵庫があるかないかの昭和初期に、現代で冷蔵庫を使っても1日がかりな三色ババロアを作っちゃうなんて、当時の製菓大好き勢の底知れぬ努力を感じてめちゃリスペクトです! ストロベリーババロアもいつか再チャレンジしたいと思います。じいやも喜ぶでしょう……。