Hello!風の時代に舞い降りました。風の時代の風雲児。風野又二朗です。
11月も後半になって、グッと寒気を感じるようになりました。
気温の変化で体調を崩さないように、気をつけていきましょうね!
先日、ラジオのニュースで聴いたのですが、小中学校への不登校の生徒が過去5年間で倍増して、34万人になったそうです。(文部科学省が発表していました)
文部科学省は、病気や経済的理由などを除き、年間30日以上登校していない状態を不登校と定義しているそうなのですが。
これについて、最近ずっと考えています。増えてしまった理由と、これからどうすればいいのか。
まず大きな理由なのではないか、と言われているのが、一番コミュニケーションを覚えて構築する多感な時期に、コロナ禍を迎えてしまい、制限を余儀なくされた数年間の生活があるそうです。
僕はこれに関して、全く同感ですし。まさにあの時にも思っていました。
僕たちは、コミュニケーションにおいて、言葉以上に相手の表情や態度、その時のムードみたいなものを感じ取っています。意識的にも、無意識的にも。
日本語には“顔色”という言葉があって、顔色を窺うなんて言葉があるくらいですから、表情というのは、コミュニケーションにとって、とっても重要な訳です。
それが、あのコロナ禍で、常に顔の半分以上がマスクで覆われてしまった。その生活が2、3年続きました。
すでに大人になっていた我々にとっては、どこでも常にマスクをしなきゃいけない生活は異常であり、これは一定期間であると認識していて、徐々に昔の生活様式に戻していくだけですが。子供たちは違います。
そもそも、コミュニーションとは何か。その基盤を作らないといけない時期に、相手の表情が見えない中で、友人や他人と話さないといけなかった。これは大きな事だったと思います。
そこが基盤になるので、戻る所がないというか。コロナ禍の前の事を知らない訳です。そして、自由にお友達と遊ぶことも制限されていってしまった。
友達とマスク無しで話してはいけない。給食も黙って食べなければいけない。友達の家に遊びに行けない、なんて事もあったのではないでしょうか。
そんな日々を積み重ねてきて、1人で遊ぶことを強制されてしまった子もたくさんいたのではないでしょうか。それが、コロナ禍の収束とともに、学校行きましょう!と言われても。行けなくなってしまった子が多いのも分かる気がします。
もちろん。コロナ禍だけが全ての原因ではないと思います。
学校という場所が合わなかったり、人間関係がうまくいかなかったり。まだまだ、不登校になってしまう原因、要因はたくさんあると思います。
これから、どうすれば良いかなって考えていたんですが。
無理しなくていいんじゃないかなって思います。
そこが合わなければ、どうしても合わなければ、無理しなくていい。そこに行かなくていい。
でも、そこに代わる、学びのあるところには、行ってみて欲しいなって思います。
やはり、将来的に考えると、人とは必ず関わって生きていくことになるし。その避けては通れないコミュニケーションは、たくさん経験した方がいいから。
不登校とは学生の事だけに言われますが、行きたくない気持ちは、社会に出てもあります。
仕事に行きたくない、人と関わりたくない、様々なことが起こります。
そんな時はですね。ぜひ、自分の居場所をたくさん作ってあげて欲しいなと思います。
いくつか居場所ができたら、一つぐらいうまくいかなくなっても、どうにかなるもんです。
因みに風野の心の居場所の中に、1人だけで行くbarと、コーヒー豆の焙煎所があります。
そこにいる時だけが全てから解放されて、何も考えないでいられる時間なんですよ。
人はみんな、そんなに強くないので、あまり無理せず、ゆっくりいきましょうね!!なんと!風野のここが、あなたの居場所になってるですって!こんなに嬉しい事はありません!ありがとうございます!頑張れます!
それでは、又、風の吹く日に。
『風をあつめて、巻き起こす』は、次回12月6日(金)更新予定です。お楽しみに!!