グラビアを中心に活動している花咲楓香さんによる、本気で大好きなプロ野球について語る新連載がスタート!

北海道出身、北海道日本ハムファイターズが大好きで、日刊スポーツ北海道版にも連載を持つ彼女が、ファイターズにかぎらず、12球団に関して自らの視線でズバッと語っていきます。(ファイターズ話が多くなるのはご愛敬)

今年は年間100試合観戦予定で、ここまで本気の野球好きのタレントはなかなかいない。プロ野球ファンの方には、ビシビシ突っ込んだコメントもいただきつつ、温かく見守ってもらえたなと思っております(by担当編集S)。

気がついたときにはファイターズに夢中

はじめまして! 北海道出身の花咲楓香と申します。まずは連載第一回ということで、わたしの自己紹介がてら、プロ野球を好きになったきっかけについて書いてみようと思います。

わたしがプロ野球を見始めたきっかけは、「祖父がテレビのチャンネルを変えてくれなかったから」という幼少期にありきたりな理由でした。

当時のわたしは、通っていた小学校のミニバスケットボール少年団に所属していたのですが、練習が18時に終わるため、夜ご飯の時間はほぼ毎日プロ野球中継がついていて、わたしと妹は教育番組を見たくて、祖父とリモコンの取り合いをしていた日もあったほどでした。

そこからテレビでプロ野球中継を見ているうちに、少しずつ興味をもち、ルールも覚え始めて、気がついた時にはファイターズに夢中になっていました。

小学生の頃は、毎年旭川スタルヒン球場で開催される試合には必ず足を運び、ライトスタンドで敷物を敷いて応援していたことを、今でも鮮明に覚えています。

ちなみにわたしの芸名の「花咲」は、旭川スタルヒン球場の所在地でもある「旭川市花咲町」から取りました。きっと地元の人にしか伝わらないと思いつつも、幼少期からの思い出の地であり、女の子らしい芸名をつけたいと思って、母と妹と一緒に考えた名前なのでお気に入りです。

わたしが生まれ育った旭川市から札幌ドームまでは、かなり距離があったので、当時は年に1、2回しか足を運べなかったのですが、6年前に芸能の養成所に通うため上京し、自分の足で球場に行けるようになってからは、行ける試合はなるべく応援に行こうと思ったため、おのずと観戦数が増えていきました。

チャンステーマの声出しは一体感があって本当に楽しい!

年間70試合近く球場に行くようになったのも、幼少期に行ったファイターズのファンフェスティバルが大きな理由のひとつです。

これは少し記憶が曖昧ですが、大きなビジョンにホーム戦を全試合来観戦した人の名前が張り出されていたんです。

そのときは母と妹と一緒に参加していたのですが、それを見て感動した当時小学生のわたしは「大人になったらファイターズの追っかけをしてみたい!」と夢みたんです。

そして、大人になった今、2025シーズンは100試合観戦を目標に、ファイターズを追っかけして応援しよう! と思い、今シーズンはオープン戦を含めて既に20試合(4/16現在)現地で観戦しています。

生観戦にこだわる理由もたくさんあります。球場でしか味わえない雰囲気を感じたいのはもちろんのこと、美味しいスタジアムグルメを堪能したり、応援席でファン一丸となって声を出して応援している瞬間にも幸せを感じるんです。

特にチャンステーマの声出しは一体感があって本当に楽しいです。きっと、アイドルのファンの方々がライブやコンサートに行くような感覚と似ているのではないでしょうか。応援団のリードに合わせてコールするのも楽しさのひとつです。球場で観戦をしてこの楽しさを知ってしまうと、画面越しでは伝わらない、物足りない! と思ってしまうようになりました。