外国人留学生をホームステイさせて生活水準をUP
自宅に使わない部屋があれば、外国人留学生をホームステイさせて稼ぎましょう。日本の家庭にホームステイしたいという、日本語学校や日本の大学に通う留学生は多いのです。ホームステイ斡旋会社では、受け入れ家庭をつねに募集しています。
斡旋会社から支給される費用は、1泊2食(朝食と夕食)で1日2000円見当なので、1カ月で6万円です(朝食だけだと1日1500円)。家族と留学生の相性も考慮して、3カ月単位での契約を1年、2年と延長していく形式が一般的です。超短期の週末土日だけ2日間のホームステイもあり、家庭の希望に合わせて、留学斡旋会社が留学生のコーディネートをしてくれます。
等価可処分所得の考え方で暮らしの豊かさを勘案すると、家族数が多いほど1人当たりのコストは安上がりになるので、1人当たりの生活の豊かさはアップしていきます。1人世帯の暮らしが一番生活の効率が悪く、生活コストも高くつくのです。
夫婦2人と子ども1人の3人家族で、月の可処分所得(手取り収入)が30万円の場合、単純に割った1人当たりの所得は10万円ポッキリです。しかし、等価可処分所得の考え方では、人数の平方根(√3)で割るので、30万円÷1.7=17.6万円になり、1人世帯で17.6万円の可処分所得の人と同水準の豊かさの生活になると考えられるのです。
留学生1人を加え、ホームステイ収入6万円を加えると、一家4人での可処分所得は36万円となり、単純割りだと1人9万円で一見1人当たりの所得が1万円ずつ減ったかのように見えます。しかし、36万円を√4で割ると、36万円÷2=18万円です。等価可処分所得では、1人世帯で18万円の可処分所得の人と同水準になるわけです。
留学生2人を置いたら、一家5人の可処分所得は42万円で、単純1人割りで8.4万円ですが、等価可処分所得では19万円にも上昇し、暮らしが豊かになるのです。留学生を置くと生活水準のアップが図れるので、余裕のお金も生まれるはずなのです。