俳優としての期待と信頼を得たい
――日野さんにひとつお聞きしたかったことがあって、あんなに打ち込んでいたサッカーをやっていた経験で、今に生きていることはありますか?
日野:あります! 具体的には挨拶の大事さとか、たくさんあるんですけど、サッカーに限らず、僕は人との出会いに恵まれているな、と思います。その時その時に、様々なかたに教えていただいたり、学んで成長している。だから今でも、好きなことを仕事にできているので、辛いとか、しんどいとか思ったことがないんです。“明日朝早いな、大変だ”くらいは思うんですけど、裏を返せばそれって凄くありがたいことで。何より、僕のなかでキツイ、しんどいって言ったら、中学時代のサッカーの走り込み、あれに勝るしんどさはないですね(笑)。
――(笑)日野さんがそう思われるくらい大変だったんですね。
日野:結構大変なことがあっても“走り込みにくらべたら…”って考えたら全然平気! って思えるくらいしんどかったです(笑)。
――その経験が今に生きているんですね(笑)。しかし、日野さんに芸能界を勧めた叔母さんは喜んでいるでしょうね。
日野:イベントをやると母と二人で来てくれます。いつか恩返しがしたいですね。
――いえいえ! 今が十分恩返しですよ。
日野:いやいや、まだまだ……そういえば、叔母は相葉雅紀さんのファンで、母は三浦大知さんのファンなんです、いつか共演をしてサインをいただいて、それをプレゼントするのが恩返しですかね(笑)。
――(笑)発売記念のイベントも行われますね。
日野:写真集をいつかは出せたらいいな、と思っていたので、僕自身感慨深いですし、普段応援してくださる方々に直接お礼を言えるチャンスでもありますし、地元の愛知でも行われるので、すごく楽しみです。
――最後に、日野さんの今後の目標、野望についてお聞かせいただけますか?
日野:もちろん、もっとお芝居が上手になりたいとか、アカデミー賞を取りたいとか、そういう向上心は常に持っているのですが、どんなに良い作品に出ても、見る人がゼロだったら意味をなしてないし、逆にすごく多くの方に見ていただいても、そこで何も伝えられてなかったら俳優として情けない。結果を出し続けることで得られる、俳優としての期待と信頼、この人が出ているんだったら面白いだろうから見に行こう、と思われるような俳優になりたいです。
<東京会場>
開催日:2025年9月14日(日)11:00 ~
会 場:HMV&BOOKS SHIBUYA
URL:https://www.hmv.co.jp/store/event/53575/
<愛知会場>
開催日:2025年9月15日(月・祝)11:00~
会 場:星野書店近鉄パッセ店
URL:https://hoshinoshoten.jp/event/hinoyusukeevent/


Newsクランチ!編集部