メンバーそれぞれ挫折とかも経験してるし・・・
神樂:私は小さい頃から歌って踊ることが好きで、ももいろクローバーZさんのライブ映像を見ながら一緒に真似っこをやってて。そのうち本当にアイドルをやりたくなって、高校生の時に地元の仙台でアイドル活動を始めたんですね。高校卒業を機にちゃんと東京でアイドルしたいと思って上京して、いろんなグループを転々と…(笑)。王道のカワイイグループもあったし、元気系のグループもあったんですけど、縁があってアストレイルに誘っていただいて、曲を聴かせてもらったときに“これじゃん! 自分がやりたいのはこれだ!!”と思って、始まりました!!
蝶花:私は、みんなと結構被るんですけど、やっぱりAKB(48)さんが流行って、ももクロさんが出てきて、“あ〜あんなにキラキラになりたいな〜”っていうのが第一歩で。その後平成初期に地下アイドルブームが来て“あ、私もなれるかもしれない!”ってなったのがこの世界に飛び込むキッカケでした。その後けっこういろんなグループで活動させて頂いて、短い間ですけどキラキラの王道のグループもやらせて頂いたんですけど…。正直ほら、見た目的にも…? ねえ??
――いやこっちからは言いにくいですけど(笑)!! 今は赤髪でバリバリ強めでいらっしゃるし!!!
蝶花:本当に合ってないなって明確に分かって!! 一番直近の前世のグループが激エモロック感情剥き出し系だったので、自分はやっぱりそういう方が合ってるんだな〜って思って。その後一度は社会人として働いてたんですけど、やっぱり物足りなさと、やり切れなかった後悔が残ってて…。実はつばきちゃんが5年くらい前からの仲で、その縁があってアストレイルに加入することになりました。
――友達呼ぶ組み合わせが2つも(驚)!!! アイドルもキャリアを積んでいくとムーブがバンドっぽくなっていく学びを得ました。だったら最初6人が集まった時も、すぐ仲良くなった感じですかね?
6人:・・・・・・(苦笑)(困惑)
――何ですかこの微妙な空気は? 何か問題が!?
神樂:最初集まった時はすっごい静かでした! お互い“あ、おはよ〜ございま〜す…”くらいの感じで。
ゆぶね:その緊張した雰囲気の中に、なな・つばきが時間ギリギリぐらいに、なんか“ヒャーーーッ!!”とか言いながらめっちゃ賑やかに入ってきて!
天宮:ほんと部屋の空気が死んでた(一同爆笑)。
――レッスン中とかに関係が深まっていった感じですかね?
三原:最初のレッスンはすごい難しくて、まだそこまで余裕がなかった感じですね。
――これだけキャリアがあるのに? 特に三原さんはダンス経験長いわけじゃないですか!
三原:ぜんぜん私が一番踊れてないと思いながらやってて…。特に振り覚えが苦手になってて…。何だろう…。年??(一同爆笑)
――いやいやいや!!!
蝶花:年齢非公開なんだから(笑)!!
真白:ダンスが、激しい部分がありつつも、自由度が高い部分もあって、そこではそれぞれ自分なりのキメ感を出さないといけないから、そこが結構難しかった気がしました。
ゆぶね:慣れてきて、各々のことが分かるようになると、この子は多分こう動くだろうな、このスペースが空くだろうな、じゃあ自分はこうしよう、みたいなのが分かってくると思うんですよね。今はもうそれができるようになってきた感じ。レッスン中はわ〜って集中して終わったらお疲れ様〜って感じだったから、デビューして活動が始まってから仲良くなった気がする。全員でハリーポッター診断したりとか(一同笑)。まだちょうど1ヶ月くらい(取材時)だけど、どんどんチーム感が出てきた気がします。

――スタート直後と今とで、パフォーマンス的に変化した部分はありますか?
真白:最初はもうすごい緊張しちゃって! ずっと緊張してて…! 常に緊張してたんですけど!!
――3回も言うのよっぽどの緊張ですね。
真白:最近は少しずつライブにも慣れてきて、ここはこうした方がいいとか自分の中でも分かってきて、挑めるようになったし、全部楽しいですね!
ゆぶね:曲によって熱量が高かったり、入り込んで感情をしっかり出したり、様々な空気感をライブで作り続けることがアストレイルの正解に近いと思うんですけど、最近はその気持ちは変わらないまま、ファンの方を見たり他のメンバーを見たりって少しだけ余裕も出てきた。ここからバチって決めるところは決めつつ、歌だったりダンスだったりを高めていく段階かなって思います。今1ヶ月でしっかり登れてる感覚なので、この感覚を大事にしていきたい。
――ドリームチーム的な皆さんなので、完成度も熱量も本当に期待です!
蝶花:今いろいろ見えてきつつ模索してる時でもあって、大きくジャンプする前のグッとしゃがんでる時期(笑)。これから先見ててくれると、ポーンとジャンプする瞬間が見れると思います!
真白:メンバーみんなそれぞれ挫折とかも経験してると思うし、自分たちはもっとできる! って気持ちが強いと思う。もともといてくれたファンの方々がアストレイルのライブに来てくれて楽しんでくれるのも嬉しいし、もっと新しい人にも来て欲しい。ジャンルにこだわらずに、いろんな人に見て欲しいです!


Newsクランチ編集部