すぐに返事がこなくてもイライラしないこと

今までも、誰かに電話をかけるときには、配慮の一言として「今、お時間よろしいですか?」などの前置きの言葉をかけていましたが、そんな配慮が必要でしょう。

メールやチャットは、自分のタイミングで送ってみて、すぐさま返事があればいいですが、相手の状況が見えない分、返事がなくてイライラするようでは自分が苦しくなります。

相手には相手の優先順位がありますし、できるだけ相手に対しては性善説に立って解釈することが望ましいでしょう。

▲すぐに返事がこなくてもイライラしないこと イメージ:PIXTA

信頼は信用の積み重ねであり、信用してもらうためにはそれと引き換えの実績や結果など、相手にとって担保になるようなものが必要です。

その担保があるからこそ、相手は信用してチャンスをくれるのです。信頼がトラストだとすると、信用はクレジットです。

だから、クレジットの限度額を上げるためには、それだけの実績を見せる(他のローン返済の実績など)、経験を積む(今まで借りたお金をきちんと返す)、結果を出す(持っている資産や年収を開示する)それでも足りなければ、誰がサポートしてくれるかを明確にする。

仕事で信用してもらうのは、ローン会社の審査と一緒です。そして、その信用を積み重ねて、相手はその人を信頼してくれるのです。

相手が見えなくなった瞬間、その証明が難しくなるため、密に連絡を取り合うことや意識的に情報を共有していくこと、わかりやすく成果を相手に伝えていくことが大切なのです。