あのときは、はながカッコよく見えた!(萌花)

――ちょっと話を整理しますね。あのときは愛来さんと市川さんが衝突しそうだったから、とりあえず市川さんには黙っていてもらって「この2人で話し合いを進める」ということだったんですよね?

萌花 そうなんですよ。そうしたら、はながものすごくしゃべって、話し合いを回すんですよ。あれっ、回すっていうのかな? なんかMCのときのような表現だけど、とにかく、どんどん話を進めていってくれるからビックリして。

はな 萌花は知っていると思うけど、私、それまではさ、本当に話し合いのときにしゃべらなかったでしょ? マジェスティックセブン時代から話し合い、好きじゃなかった。いまだから言えるけど、いつも「早く終わってくれ」って思っていたし「もう別にどっちでもよくない?」みたいな(苦笑)。

――そんな小島さんが、この日はめちゃくちゃしゃべった、と。

はな だって、ゆづには「しゃべらないで。私たちでなんとかするから」って言っていたのに、萌花がひとこともしゃべらないんだもん!

――それは愛来さんと市川さんも指摘していました(笑)。

萌花 えーっと……これについてはまったく反論できませんね(笑)。はなが「萌花はどう思う?」って振ってくれたけど……。

はな とにかく、そんな状況だったら、私が一人でしゃべるしかなかった。

萌花 私もね、もともとそんなにしゃべるタイプじゃないでしょ? いつもの話し合いでは事前に考えてきた意見を言う感じだったんだけど、あのときはとにかく、はなが話をどんどん進めていっちゃうから、考えてきた意見を挟み込む間もなかったの(笑)。「あっ、いまかな」と思っていたら、もう話が次に進んでいるから。もう私が発言しようと思っていた話じゃなくなっている(苦笑)。でもね、あのときはもうはながカッコよく見えた!

――その結果が「はながキレた!」になるんですね。まるで「クララが立った!」張りのテンションで伝えられたんですけど、実際にはどういう感じだったんですか?

はな あのゆづの言い方だと、まるで私が大声を出して暴れたみたいに感じるかもしれないですけど、違うんですよ! 私と愛来が言い争いをしているときに、愛来がちょっと食い気味に意見を言ってきたから、私は静かに「今、私が話してるよね?」って。それだけですよ!