バイクで1000カ所以上の「道の駅」を回りながら、ご当地ソフトクリームを探求する平賀由希子さん。車中泊&道の駅スペシャリストである浅井佑一さんと一緒に、withコロナ時代のマイクロツーリズムとしても注目される「道の駅こすげ」を取材をしてきました。窯焼き本格ピザや鹿まん、そして癒しの温泉にクラフト生ビールまでもが堪能できる「道の駅こすげ」を遊び尽くす、車中泊旅を紹介します。
窯焼き本格ピザが食べられる「道の駅」
山梨県にある「道の駅こすげ」で、少し早めのお昼にしようと向かったのが源流レストランといって、小菅村の食材を使った料理が楽しめます。ところが、いざ入り口まで行ってみると、なんとこちらも定休日。ガーン、大ショック…。でも浅井さんと取材に行けるのは今日しかなかったからしょうがない。
でもここで朗報が! メニューは限られるけど、レストランで提供している料理が、外の売店で販売されているとのこと。
食券を買って待つことしばし。窯で焼き上げられた熱々のピザが出てきました。外にはテーブル席が用意されているので、そちらでいただきます。もちろん、席の間隔は空いているのでNO密です。
まずは、ヤマメのアンチョビクリームピザ。カリッと焼かれた生地に、たっぷりのチーズ。ヤマメのアンチョビの程良い塩気がクリームとの相性も抜群。トッピングのきのこが、味と食感のアクセントになっていて良い仕事をしています。
フレッシュトマトのマルゲリータも、シンプルだからこそ、美味しさがよく分かる一品。トマトの酸味がチーズによく合います。
売店では、他にも軽食メニューが充実。小菅村で捕れた鹿肉を使った鹿汁は、具たくさんの味噌仕立て、鹿まんは鹿肉と根菜を醤油ベースで味付けしてあり、鹿肉を食べたことがない人でも食べやすいと思います。
他にも、素朴な味のチャーちゃんコロッケ。ヤマメのカリカリ揚げ自家製タルタルは、ヤマメの頭からしっぽまで、カラッと揚げられていて、タルタルソースによく合う。こんなの食べたらビールが欲しくなりますね〜。