ゲームソフトに仕掛けられていた「罠」とは?

罠その1。このソフト 起動したときのデフォルトの設定が「4」と、そこそこ高設定でスタートします 

当時の僕は詳しくないとはいえ、パチスロが6段階設定であることは知っていますが、設定投入状況なんか意識したこともありません(どこの店にも6は、そこそこあるとか勝手に想像してましたからね……)。

おそらく自分が通っていた店も、AT機なんかは、ほぼベタピンくらいの勢いだったんじゃないかなと思います。

そんな中で設定「4」です。デフォルトがそうなってたら「実際のホールも、そんなものなのかな」と勘違いしちゃうじゃん。そんなわけがないのに。

罠その2。あっさりAT「スーパーラッシュ」に当選して、しかもそれが、 初回でAT100Gを引っ張ってきてしまったのです 

この台のAT「スーパーラッシュ」は、1セットあたり、10G or 20G or 100G となっており、基本的に10Gか20Gが選択されます。100Gはオマケ程度の確率(調べたら3%くらいしかない)。引いたらほぼ1000枚が、その時点で確定する薄いところを、1発で持ってきてしまったのです。なんというヒキを無駄なところで発揮したんだ、と、今であれば嘆くところです。

目押しそのものは、やっているうちに慣れました。分からないなりにナビに従って画面内のリンゴを色目押ししていきます。なんとなくはできてる気がする。最初は取りこぼしも多かったのだとは思いますが、それでも、モリモリメダルが増えていく。

ここでヨースケ青年、盛大に勘違いします。

「あれパチスロって簡単なの?」と。

たまたま設定4を打っていて、たまたま薄いところ引いて、メダルは大量に出ました(ゲームですけど)。当時の僕は「そんなもんなのかな」と感じてしまったんですよ。これ、ヤバイですよね。そんなわけないんですけど。

いわゆる“ビギナーズラック”だったのかもしれません。パチスロを始めた人のきっかけとかを聞くと「ビギナーズラックで、メダルがいっぱい出てしまってハマっちゃった」という人もいると思います。

なんということでしょう。そのビギナーズラックをプレステのゲームでやってしまったとは。めっちゃ勿体なくないですか、これ!

プレイを続けていくと、正確には分からないなりに「あ、当たったんだな」みたいなのは分かるようになっていきます。4thリールの細かい法則や、リールフラッシュなどは、よく分からないままです。ですが、安心してください。当たっていたら、そのうち「BIG CHANCE」って教えてくれます。そしたら赤7を狙えばよいのです。

ボーナスの7とかも、揃えられるようになってきました。ATの仕組みだとか、抽選に関しては、どういうことが行われているかは、まったく理解していません。ですが、ある程度「こういうものなんだー」と割り切って、理解した(つもり)になったら、もうそっから先は早かったですね。

ホールで実際に打ってみようと

人のいない快適なホール(大笑)で実践してみます。この頃の僕の中には「イベント日」の概念とかもありません。そうですね、負けにいくようなものです。

相手はコンチ4Xの推定「設定1」ですからね(笑)

そんなに甘い世界はありません。

コテンパンにされますよ、そりゃ。

「おかしいじゃん、ゲームと違う!」ってね。そりゃそうだ。ゲームでやってたの、設定もあったもの。