『コンチ4X』は「リンゴがオシャレな台」

スロットデビューがしてみたくて、家で練習しようとプレイステーション用のソフトを買ってきた僕。そこに収録されていたのは、あの超爆裂AT機『コンチ4X』!

とんでもない機種でございます。家の近所のホールには、ずっと「5万枚出ました!」という張り紙がしてあったくらいなので、その爆発力と破壊力は、当時のパチスロ機の中でも指折りでした。

この台は、今のパチスロのATの主流のように「押し順タイプ」のAT機ではなく、押し順に加えて「色目押し」が必要。今でいうと、リゼロや青鬼に近いので、最低限の目押し力は必要です。

また、この台が特徴的だったのは、レギュラーボーナスですら「押し順」+「色」の12択を当てないと揃えられない、という方式を採用していたこと。その目押しに失敗するとレギュラーフラグそのものが消えてしまう、という仕組みです(AT中だとそれもナビしてくれて、爆発的に出玉が増える仕組みになっているんですけど)。なので、目押しができないと大損します。

お金の掛かりっぷりもそうだし、目押しもある程度は必要だし、ということで、とてもじゃないけど「初心者におススメ」できるような台ではありません。そんな台をデビュー戦に選んでしまったのは、幸か不幸か。単純に「赤と緑のリンゴがオシャレ」くらいにしか思ってませんでしたね。

さらに、初めてが「プレイステーションでのパチスロシミュレータ」でデビューをするにあたり、大きな罠(?)が仕掛けられていたのです。