パチンコ台の開発にはさまざまな“しがらみ”が存在する

さて、前回で僕のパチンコ人生の第一ラウンドとでもいうべき、学生編が完結しました。

もともとこのコラム、毎週更新で「僕がパチンコ・パチスロに関して思っていることを自由に書いていいよ!」って言われてスタートしたわけなんです。

自分にとっても新しいチャレンジということもあり「最初はネタもあるけど、そのうちネタ切れもするだろうし、本当に受けて大丈夫なお仕事なんだろうか、これ」と思ったのですが、書いてみると意外と筆が進むというか、まさか学生生活が終わるまでにまるっと3か月分もの原稿量になるとは思ってもいませんでした。

この後「社会人編」とか「1GAME編」という話に続く予定なのですが、連載期間、足りるのだろうか。まだ僕は連載の中では、パチスロに手を出してもいませんし、果たして「1GAME編」まで話を書けるのだろうか。

とは言え「僕の半生」だけでは「回顧主義のオッサン」しか食いついてこないかもしれない。それはそれで、ありがたいことなんですが。

でも、若い人は話についていけなくて、食傷気味になりつつある頃だと思うので、ちょっと人生の振り返りはお休みして、普段僕が「パチンコ・パチスロに対して思っていることを書く回にしようかな」と思います。

今までに、大量のパチンコ機・パチスロ機が共にリリースされてきました。当然ですが、人気を集めて末永くホールに置かれる台もあれば、あっという間になくなってしまった台、いろいろあると思います。

いわゆる「良台」「クソ台」と言われるアレです。

メーカーさんは当然「面白い台を作ろう!」という意気込みのもと、日夜、遊技台開発に勤しまれていることと思います。もちろん、全メーカー・全開発者の方が、自由に自分の思い通りの台が作れているかというと、そういうことはないと思います。

予算の問題だったり、版権の関係だったり、開発期間の兼ね合いだったり。あるいは「作ってしまった部材の在庫を何とかしないといけない」とか、さまざまな“しがらみ”が遊技台開発には伴います。

もちろん、僕は本当に遊技台を開発した経験はないので、そういう具体的な「苦労」に関しては、想像の範疇を超えることはできませんが(動画でバカなオリジナル台は作ったけどね)。

〇【第2弾】オリジナルパチンコ『究極一発R』がヤバすぎた