モノノフさんから褒められたことがない(愛来)
――あの日、無観客ライブなので、お客さんは自宅のTVやパソコンの前にいるから、そのリアクションも見ることができない。なにより、告知なしでいきなり出ていったので、視聴者の方も驚いている感じでしたが、それすらも分からなかったんですよね。
はな それが、あの日はステージの下にお客さんの様子が見られるモニターがあったんですよ。
萌花 そう! あったあった。
――ももクロのファンクラブ会員が、Zoomで参加していましたが、なるほど! アメフラっシの出番でも、あのモニターは生きていたんですね!
はな だから、お客さんの様子は「見える」んですよ。もう気になってチラチラ見ちゃいました。
愛来 私は気になりすぎちゃうから、逆になるべく見ないようにしてた。曲が終わった瞬間にチラッと確認するぐらいで。
優月 たしかに「見える」んですけど、声は聞こえないので反応は分からないんですよ。ペンライトを振ってくださっている方は「あぁ、楽しんでくれているんだな」って分かるけど、それ以外の方たちは顔しか見えないので、いったいどう思っているんだろう、と。感心してくれているのか、つまんないな、と思っているのかの判別がつかない。
――たくさんの方の顔が小さく映し出されているので、たしかにそこまでは分からないですよね。ただ「こんなに歌が上手かったのか!」とか「迫力がすごい!」といった好意的なコメントが、リアルタイムではものすごく多かったです。
愛来 それはうれしかったですよね。今まで身内に褒めてもらったり、アメフラのファンの方には褒めていただいたりはしてきたけど、モノノフさんから「かわいい」以外で褒められたことがないから……。
優月 は?
はな かわいい?
愛来 えっ、なんかおかしいこと言った?
萌花 たしかに、ももクロさんのライブのサテライトステージに出させていただいた時には、パフォーマンスのことよりも「アメフラちゃん、かわいかった」みたいなコメントのほうが多かったかもしれない。
――ももクロの妹分としての「かわいい」という意味合いもあるのかもしれないですけどね。まぁ、この日のライブはマスクで顔が隠れているので、そもそも、かわいいのかどうか判別もできなかったんですけど(苦笑)。
愛来 あっ、そうか(笑)。でも、今回パフォーマンスについて褒めていただけたのはうれしかったし、自粛期間中にしっかりとボイトレとかをやってきたことが、こうやって自粛明け一発目のライブで評価していただけて、本当によかったなぁ〜って思います。
笑顔あり、ツッコミあり、毒舌あり。初めての座談会を取材し感じたことは、彼女たちの「ありのままの姿」が心地いいということだ。コロナ感染拡大という危機を経て、メンバーの結束は確実に強まったように感じる。その雰囲気が今の勢いにつながっているし、その魅力を多くの人たちに来週以降も届けていきたいと思います。
『毎週アメフラっシ!』は、次回10/6(火)更新予定です。お楽しみに!!
2020年9月8日発売
品番:SDMC-1078
定価:3,500円(税込)
※イベント会場限定販売
<収録曲>
1 メタモルフォーズ
2 Rain Makers!!(Album version)
3 ハイ・カラー・ラッシュ
4 轟音(Album version)
5 グロウアップ・マイ・ハート(Album version)
6 月並みファンタジー(Album version)
7 Dark Face(Album version)
8 ミクロコスモス・マクロコスモス(Album version)
9 Interlude-街角の楽団-
10 雑踏の中で
11 Over the rainbow(Album version)
12 STATEMENT(Album version)
13 明後日の方向へ走れ(Album version)
<はるえ商店>
http://harue-shouten.jp/category/AMEFURASSHI/AME200902OT.html