過去2週にわたり、パチンコを愛するがゆえに、パチンコとの向き合い方を提言したヨースケ。そこには「使ってはいけないお金を使ってしまった」という背景と反省もありました。そんな崩れかけたヨースケのパチンコライフですが、とあるジャンルの誕生により、更生への道をたどることに。果たしてその救世主とは――⁉

「ゼロヨン基準」の到来で大きな変革期を迎えたパチンコ

さて、いよいよ僕の初著書『1億2000万分の1の激アツ人生』の発売日である10月23日が迫ってまいりました!!

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さて前回、前々回とちょっと重い話が続いてしましたが、パチンコって、もちろん「付き合い方を間違えなければ、すごく楽しいものだ」と僕は信じています。

でも、どうしても、あんまりこういう言い方はしたくないですが、業界全体が抱える問題だったり、ぬぐい切れない負のイメージがあったりすることも確かです。業界がどう、というよりは「お金が掛かる遊びである」というお話は、遊技をする人にとっては一番身近なところかと考えています(もちろん、パチンコ以外でもお金の掛かる遊びなんて、山のようにありますから、パチンコに限った話ではないのですが)。

そんな中で「楽しさの反面、怖さもあるんだよ」ということは、どうしてもお伝えしておきたかった次第です。多少説教じみた文面になったこともありますが、ご容赦ください。もちろん、今もそれを実践できている方々には言うことはありませんので、これからも楽しいパチンコライフを送っていただけたらと思います。

さて、引っ越してからというものですが、この頃かな、ちょうどパチスロの4号機が終わりを告げ始めるのは。爆裂AT機、大量獲得ストック機が「射幸性が高い!」ということで、出玉性能を見直され、5号機に変遷していった頃ですね。

前回の記事で書いたように、僕も4号機の射幸性で痛い目をみた人間でしたが、そこは反省を踏まえて、これまでのような無茶な打ち方、というのはしないようになります。このタイミングで、4号機が終わろうとしていたのですから、これはタイミング的には幸運だったのかもしれません。

スロットは規制強化の流れとなりました。ですが、時を同じくして、大幅に規制緩和されたのがパチンコでした。2004年新規則「ゼロヨン基準」と呼ばれるアレです

  • 確率変動の割合上限の50%の撤廃
  • 大当り確率の下限が1/500に緩和
  • 確率変動中の確率の下限「1/50」が撤廃される

ということで、これまで軒並み「1/350、確変1/2」というスペックしか存在しなかったパチンコ業界に、文字どおり風穴が空きました。個人的には、この時のゼロヨン基準が、今のパチンコ規則のベースとなっている気もします。