年が明け2021年。このコロナ禍の重い空気、そして肌寒い気候をも吹き飛ばすほど日本ラグビーがアツい! 直近では高校・大学日本一決定戦、そしてトップリーグ開幕と目白押し。なんといっても注目なのが、2019年のワールドカップで大活躍したボーデン・バレット選手の来日。ここ数年でラグビーの魅力に気がついた皆さんにもオススメしたい。

3連休は高校・大学の日本一決定戦

まずは高校・大学の日本一決定戦から。

高校ラグビーは1月9日(土)、花園ラグビー競技場で決勝戦が無観客で行われる。第100回の記念大会を制するのは神奈川県代表の桐蔭学園か、京都府代表の京都成章か!?

桐蔭学園が勝てば初の連覇、京都成章が勝てば初の優勝。両チームとも近年の成長がすばらしく、この一戦を制したチームがここから一時代を築きそうな予感がする。地上波では、TBS系で1月9日(土)午後2時より生中継となる。

大学ラグビーは1月11日(日)、国立競技場で決勝戦が行われる。伝統ある早稲田大学に対するのは、初優勝を狙う関西の雄・天理大学。天理大学は準決勝で優勝候補の明治大学を41-15で一蹴し、勢いにのっている。

天理大学の強力なトンガ出身選手が、どこまで暴れられるかが勝敗を分けそうだ。この一戦は観客を入れて開催するとのアナウンスがあった。NHKが1月11日(月)午後1時05分より生中継する。

ボーデン・バレット選手が日本参戦!

そして1月16日(土)に開幕を迎える、国内最高峰のトップリーグも見逃せない。日本ラグビーのレベルアップに伴って、続々と海外から有力選手が集まってきているのだ。

なかでも大注目なのが、ボーデン・バレット選手。サントリーサンゴリアスに今季から加入する、現役のニュージーランド「オールブラックス」代表だ。司令塔の10番スタンドオフ、15番フルバックでプレーする。

▲この甘い笑顔は見覚えがある人も多いのでは? 写真:アフロ

優勝を果たした2015年ワールドカップの主力選手であり、2016-2017年ワールドラグビー年間最優秀選手賞を受賞。もちろん、2019年に日本で開催したワールドカップでも大活躍した超大物だ。

身長186センチ体重92キロという恵まれた体格と、しなやかなランで相手チームに脅威を与えるバレット選手。その世界トップクラスのプレーと、女性ファンを虜にしてしまう甘い笑顔を目に焼き付けたい。

なお、トップリーグも無観客試合ではなく、チケット販売数に上限を設けて有観客で行われるとのことだ。

先日発表されたが、2023年ワールドカップで日本代表は、育ての親ともいえるエディー・ジョーンズHCが率いるイングランド代表と同じ組になることが決まった。2年後に向けて、今から注目選手を見つけて日本のラグビーを応援していこう。

▲エディー・ジョーンズ:著『プレッシャーの力』(小社刊)
【お知らせ】
2015年ワールドカップで日本代表を指揮したエディー・ジョーンズHC。NewsCrunchでも彼の動向に注目し続けていた。そして昨年12月に、独自の哲学を明かした『プレッシャーの力』を刊行したが、その本に貴重なサインを書いてもらうことができた。

限定20冊のうち、15冊は紀伊國屋書店梅田店で今週末より販売予定。残り5冊はNewsCrunchのツイッターアカウント@nc_waniwaniで読者プレゼントを予定している。こちらは追って詳細を発表するので、ぜひフォローを!