アメフラっシの単独ライブ『Wings and Winds』開催まであと5日! 今回は、ファイナル・カウントダウン企画の最終回として『台北國際動漫節 ICHIBAN JAPAN STAGE』の舞台裏レポートも交えながら、メンバーたちの想いをお届けしよう。 3.21も、そしてその先も……アメフラっシはスタッフ、そしてファンの皆さんと一緒に動きつづけている!

空気を一変させた市川優月の“魔法”のひとこと

▲B.O.L.Tも揃い踏みとなった『台北國際動漫節 ICHIBAN JAPAN STAGE』

2021年2月7日。この日、アメフラっシは台湾で行なわれているイベント『台北國際動漫節 ICHIBAN JAPAN STAGE』に参加した。もちろんコロナ禍で海外公演は難しく、東京の特設ステージで無観客ライブを行ない、その模様を台湾へと生配信する、という特殊な形式となった。

最初は「配信されたものをチェックしよう」ぐらいに考えていたのだが、ふと気がついた。そう、このステージこそが2021年、アメフラっシがステージに4人揃う「初日」であるということに

そう考えると「これは現場で見ておきたいな」という気持ちが大きくなってきて、急きょ、ライブが行なわれている会場を取材で訪れることにした。久々のライブだから和気藹々(あいあい)としたムードなのかな、と思いながらバックステージを訪れると、そこには今までになくピリピリとした空気感と、落ち着かない様子の4人の姿があった。

いったい、なにがあったのか? それすらも聞き出しにくい空気感。だが、彼女たちが口にしている言葉を聞いて、その謎はすぐに解けた。台湾に配信されていることもあって、MCコーナーでは中国語で自己紹介と挨拶をしよう、ということになっていて、その中国語にみんな悪戦苦闘していたのだ。

これが英語であれば、まだ知っている単語を並べたりして、なんとかごまかしもきくが、普段、まったく使ったことがない中国語となると、それすらもできない。一生懸命、暗記した中国語の挨拶をみんな真剣な表情でつぶやいては「あぁ、ダメだぁ〜」と挫折を繰り返していた。そんな空気を察知した市川優月が咄嗟にこんなことを言った。

「大丈夫だよ! こういうのってさ、完璧にこなすよりもちょっとカタコトになっているほうが、アイドルとしてかわいく見えるんだから。だから、うまくしゃべれなくていいし、間違えたら、やりなおせばいいじゃん。もっと肩の力を抜いていこう!

ニコニコ笑いながら、本当に軽口を叩くような雰囲気で言い放ったので、その場の空気はイッキに緩んだ。「MC問題がライブの内容に響いたらもったいないな」と思いながら一部始終を見ていたので、これはなかなかのファインプレーだと感心した。

▲取材現場でも盛り上げてくれる市川優月の存在はメンバーも頼もしいことだろう