現在は、スポーツやデジタル教育、大学、特区を作っている中村伊知哉氏が、2019年に刊行した『超ヒマ社会をつくる』を大幅に加筆修正して再リリース。コロナは何をもたらすのか……超ヒマ社会を作るためにはどうすべきかを考察した1冊。

コロナが天から降ってきて超ヒマにさせられた

こんなはずじゃなかった。AI・ロボットに仕事を奪われる超ヒマ社会。令和元年に『超ヒマ社会をつくる』という本で、その社会をどう作るかのアクションプランを描いた中村氏。ところが、超ヒマ社会に突入する前に、天からブワッとコロナが降ってきた。じっとしておれ、引きこもれ。予期せぬ形で、超ヒマにさせられたので前書を書き直すことにしたという。

テックポップの超ヒマ社会は、来る。ただしコロナは、ハイブリッドという別の一軸を加える。そして引きこもるぼくたちに、超テックの衣装を素早く身にまとえと促す。やってやろうじゃないか。

バンドで曲を作り、役所で法案を作り、予算案を作り、MITに研究所を作り、スタンフォードでポップカルチャーのプロジェクトを作り、NPOや社団法人を作り、会社の役員として保育所、ゲームやお笑いイベントを作るなど、多方面で活躍する中村伊知哉氏が、新時代を楽しむために考えていることとは?

▲超ヒマ社会をつくる-アフターコロナはネコの時代-
<書籍情報>
タイトル:新版 超ヒマ社会をつくる -アフターコロナはネコの時代-
著:中村伊知哉
発売:2021年5月25日
電子価格:1,300円+税
発行:ヨシモトブックス/発売:株式会社ワニブックス