こんにちは!風の時代の風雲児、風野又二朗です。

7月になりましたね。今年も半分が終わってしまいました。昨年末には、来年の夏には、オリンピックが始まる頃には、ウイルスも吹き飛んで、前みたい気にすることなく人に会えるんじゃないかと期待していましたが、ヤツは以前としてしぶとく世界に蔓延していて、まだまだ、気をつけて生活しなくてはいけないですね。

困ったものではありますが、こんな時こそ、できない事の数を数えて憂うより、いずれできるようになるだろう楽しい事に備えて、日々を過ごしていくという『風野流ポジティブシンキング』を発動させようと思いました。

ちょっと、誰にも突っ込まれなかったですし、まあ時代的にしょうがないよね!っていう優しい気持ちにも、寄りかかっていたんですが、このコラム、そもそも、アメリカの風、ロサンゼルスからの風をお届けするコラムだった!じゃないですか!

まあ、多少の脱線というか、アメリカ風味が消えたとしても、エンターテイメントのプロデューサーが書いているという点で、エンタメや映画などのことを書いていて、ギリギリ保っているなとは思っていたんですけど、前回の「風の煩悩」コラムを書き終えた後、いよいよ、猫を被った頭のおかしいやつのコラムになってしまったんじゃないかと思ったんですよね!

戻ろうよ、今なら、戻れるよ!心の中のプチ風野がそう叫んだのでね、風野、いても立ってもいられなくなって、駅前にあった、英会話教室に駆け込みました。

▲風をあつめて、巻き起こす

これは、マンツーマン体験レッスンで頂いた、風野の今の英語力の評価です。

いやあ、楽しかったですね。何より外国人の先生と英語でお話していて、英語って楽しいなって思いました。ないですから、日本で、英語で話しかけられる事なんてない。特に今は、外国からの観光客もいませんから、道を聞かれることもないですしね。

洋画を英語の音声で見ていても、オオタニサンのメジャーリーグの試合を副音声にして、英語の実況で見るなどをしていても、英語は聞こえてきているけど、こちらが何かを返さないといけないという状況は生まれないですから、やはり、緊張感が違うなと思いました。

なぜ、いきなり英会話教室に行こうとしたのか?ですが、それはもちろん、いずれ自由に気にする事なくアメリカに行ける日が来た時の為なんですけど、ここで頂いた評価を見て大切なことを学びました。

チェックマークがついているところが、”よくできたところ”なんですけど、ボキャブラリーとコンフィデンスにはチェックがついていませんでした。

この評価を見た時に、自分の日本人としての日本語はどうなんだろうと思ったのです。

▲風をあつめて、巻き起こす

日本語に関してですが、自分の言葉で話せるように、意味がちゃんと伝わるように、今も勉強しています。小さい頃から読書が好きでしたし、人と話すのが大好きでしたし、今でも、知らない言葉が出てくると、本当の意味と日常で使われている意味の違いを調べたりするぐらいには好きです。

なので、日本語のテストがあった場合は、ほとんどの欄にチェックして頂けるかも、とは思っています。

ただ、もし、ここに【本音】という欄があったならば、チェックしてもらえるか、そして、自分でも自信を持ってチェックできるか、分かりません。

以前から、どうでも良い日本語の会話はスラスラとああでもないこうでもないと、どんどん出てきて喋っているのに、いざ、本音を伝えようとすると、うまく出てこなかったりすることがあって。ただ、英語だと何故か本音を喋ることができる、という事がありました。長らくそれは、アメリカと日本の文化の違いぐらい、簡単に思っていたのですが。

今回で、それは英語に関して、ボキャブラリーが少ないからだという事が分かりました。つまり、回りくどく話す方法論がない、会話は常に結論に直結していて、相手がどう思うかとか、場の空気がどうとか、そんな事を感じながら話せる語彙力がないんだという事が分かりました。

だから、日本語では話せない本音が、英語では話せるのではなく、英語の場合、ボキャブラリーがないから、本音でしか話せないんだという事が分かったのです。これは、大きな発見と学びでした。好きで集めていた言葉の数々が、自分の本音を心の奥底に追いやっていたのではないかと。

だから!!! 日本語でも、この何年間もこびりついてしまった、ボキャブラリーを剥がして、心から出てくる言葉だけで、今日は言いたい、言わせてもらっていいですか?

大好き!

いやあ、気持ちが良い!本音を書くって実に気持ちが良いなと!これ、5回分のコラムに匹敵するぐらいの思い、熱量が詰まった三文字なんですよ。風野が書いてるコラムって、カゼノーのみんなへのラブレターなんでね、本音を書けば毎回これで終わってしまうんですけど。すごく伝わったんじゃないかなと思いました。

でも、待って。やっぱり、風野は、この大好きを、風野らしい文章の中に忍ばせたいな。たくさんの言葉を集めて、このコラムを紡いでいきたい。

英語では、チェックマークがつけられなかったけど、風野の日本語には、コンフィデンス、自信があるよ!その自信って何?って聞かれたら、カゼノーのみんなを楽しくする自信さ!

みんな、お正月には今年の目標!って大きく掲げてみるけど、ちょうど、折り返しの7月には少し忘れてしまっているよね!風野は忘れてないよ!

  1. ラジオをやる
  2. イベントをやる
  3. 「風野又二朗って猫、知ってる?」って誰かに言われる

え!待って!一つも達成できてない!がんばるよ!下半期もがんばるよ!

そして、これからもあらゆるボキャブラリーを駆使して、そこに本音を忍ばせつつ、楽しいコラムにしていきます!下半期も宜しくお願いします!

今年も折り返しです、2021年の後半戦、皆さんに良い風が吹きますように!しかし、風邪は引きませんように!祈ってます!

それでは、又、風の吹く日に。

『風をあつめて、巻き起こす』は、次回7/16(金)更新予定です。お楽しみに!!