やっぱりこういうの好きだなと改めて気づくことができた

――今回、『BEYOOOOONDS②』には『アップトゥボーイ』の連載“びよーんむ”の未公開カットが掲載されていますが、やはり納豆とほのぴのコラボレーションが印象的でした。

小林 納豆と私を結び付けたら、明るいものができるんです(笑)。納豆が本当に大好きなので、その納豆に対する愛みたいなものを写真に収められたらいいなあと思っていて。撮影中はちゃんと納豆に寄り添って、素の自分の表情を撮っていただけたなと思います!

――全体的にレトロっぽい雰囲気で、そこも含めてほのぴらしさが表現されていましたね。

小林 1年前の『BEYOOOOONDS①』のときと比べて何が違うかなと考えていたんですけど、ちょっとレトロなものだったり、ヴィンテージっぽいものが好きになったことだなって。この“びよーんむ”の撮影は、そういうレトロなものやヴィンテージっぽいものが好きだなと改めて気づくことができたきっかけでもあるんですよ。他のメンバーとは少し違う雰囲気で、セピアっぽい感じで撮影していただいたり、やっぱり自分の中ではこの撮影がいちばん思い出に残っています。

 

――撮り下ろしカットの方ではスポーツのユニフォームを着ていただきましたが、ほのぴはピアノで文化系なイメージが強いので、ソフトボール選手になった姿が新鮮でした。

小林 スポーツのユニフォームを着たのは、中学生のときに剣道部だったので、そのとき着ていた剣道着以来だったんです。本格的なスパイクとかソフトボールのユニフォームを着るのは初めてだったので、こんな感じなんだって思いました(笑)。でも、ソフトボール部の一員になった気分で、ボールを投げて撮影したりもしたので、私自身も新鮮で楽しかったです。

――それぞれのイメージにあったページもあれば、少し新鮮なページもあって、本当に盛りだくさんな1冊ですね。

小林 2周年を迎えて、メンバーそれぞれが自分に似合うものや、自分らしさをより引き出せるポーズとか衣装や表情に気づけたところもあると思うんですけど、そういうものがちゃんと視覚的に写真として、この1冊に詰まっていると思いました。ひとりひとりのページもボリュームがありますし、1つ1つが生き生きしていて。BEYOOOOONDSに推しがいる方はもちろん、BEYOOOOONDSというグループが漠然と気になっている方にも手に取っていただけたら、きっと“この写真好きだな”とか“こういう雰囲気がこの人に似合うな”っていうのを感じていただけると思います。このオフィシャルブックを通して、少しでもBEYOOOOONDSの新しい魅力みたいなものが伝わっていたらうれしいです。

――写真だけでなく、インタビューのページもたくさんあるので、じっくり読んでいただきたいですね。

小林 ユニットごとの対談や個人のインタビューを通しても、BEYOOOOONDSのことをもっと面白いなと思ってほしいですし、興味を持っていただけたらなと思います。