東かがわ市の主力産業である手袋のメッセージカード

会場には、すでに通販でそれらのグッズを購入し、身につけて来場した人も多くいた。今月発売になったばかりのEXIEEE(EXITがプロデュースする服飾ブランド)の新作を着ている人も結構いて、そんなところからこの日を心待ちにして、気合いを入れて来たんだなということがわかる。

体育館の入り口付近には、EXITへのメッセージコーナーも。カードは東かがわ市の主力産業である手袋(国内シェアなんと90%!)をかたどったもので、そのカードに思い思いの言葉を書いて貼り付けていた。

▲東かがわ市の名産品、手袋の形のメモでメッセージを伝える来場者

マルシェのイベントスペースでは、地元のダンスチームによる演舞もあり、幼稚園生くらいの小さい子たちから、高校生くらいまでのチームが、日頃の練習の成果を披露していた。なかにはEXITのミニアルバム『Genesis』に収録されているナンバー『バナナナナバ』で踊っていたチームも。子どもたちが一生懸命に踊っていて、とても可愛らしかった。

▲EXITの「バナナナナバ」で踊る子どもたち

マルシェにEXITの二人がサプライズ登場!

そんなふうにマルシェを楽しんでいたときのことである、突然EXITの二人が現われた! 

りんたろー。と兼近は、まず出店テントを端から訪問。最初は地元の三本松高校・有志の生徒さんたちが考案した「SDGs」をテーマにしたお菓子と、ブロッコリースープを試食した。兼近はスープを「うますぎる!」と絶賛、りんたろー。は生徒さんたちに工夫したところなどを質問して、和気あいあいと交流。

あとで生徒さんたちに聞いたら、このプロジェクト発足時には、グループの中にEXITの熱心なファンはいなかったそう。でも、二人と実際に会って話したら「すごく優しくていい人たちで、好きになっちゃいました」と話してくれた。「二人ともめちゃくちゃカッコよかったです!」と熱っぽく語る様子に、こちらまで誇らしい気持ちになる(推しが褒められるのはうれしい)。

また、生徒さん以上に校長先生がEXITをベタ褒めしていたことが印象的だった。教育者の心を鷲掴みにするチャラ男(笑)。でも、その真価がわかるのは良い先生ってことだよね。

▲三本松高校の生徒さんたちとSDGsについて話す二人

そのあとは、白鳥動物園から来たカワイイ虎の赤ちゃんたちと面会。動物園のスタッフさんに抱き方を教わると、兼近は早速がっしりと虎をホールドし手なづける。一方、りんたろー。は、赤ちゃんでも怖いらしく、ホワイトタイガーが動くたびにビクビクしていたのが対照的でおもしろかった。本当にいいコンビである。

▲白鳥動物園からやってきた虎の赤ちゃんを抱っこ

それからも、香川名産の大内パセリを使ったドレッシングや、これまた名物の「オリーブハマチ」を試食したりしたのだが、いろいろと盛り上がり過ぎて、そこでなんと時間切れ。奥に控えるセトウチメーカーズのテントを訪ねることはできなかった。二人の到来を待っていたスタッフは「残念です……」と悔しそうな面持ちだったが、こればかりは仕方がない。

ところがさすがEXIT、もちろんそのままでは終わらないのである。

▲来場者に振舞われた香川の名物オリーブハマチ。EXITの二人も、そのおいしさに太鼓判を押していた

≫≫≫ 明日公開の後編へ続く

※今回の取材は感染対策を徹底したうえで行いました。

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