東かがわ市の主力産業である手袋のメッセージカード
会場には、すでに通販でそれらのグッズを購入し、身につけて来場した人も多くいた。今月発売になったばかりのEXIEEE(EXITがプロデュースする服飾ブランド)の新作を着ている人も結構いて、そんなところからこの日を心待ちにして、気合いを入れて来たんだなということがわかる。
体育館の入り口付近には、EXITへのメッセージコーナーも。カードは東かがわ市の主力産業である手袋(国内シェアなんと90%!)をかたどったもので、そのカードに思い思いの言葉を書いて貼り付けていた。
マルシェのイベントスペースでは、地元のダンスチームによる演舞もあり、幼稚園生くらいの小さい子たちから、高校生くらいまでのチームが、日頃の練習の成果を披露していた。なかにはEXITのミニアルバム『Genesis』に収録されているナンバー『バナナナナバ』で踊っていたチームも。子どもたちが一生懸命に踊っていて、とても可愛らしかった。
マルシェにEXITの二人がサプライズ登場!
そんなふうにマルシェを楽しんでいたときのことである、突然EXITの二人が現われた!
りんたろー。と兼近は、まず出店テントを端から訪問。最初は地元の三本松高校・有志の生徒さんたちが考案した「SDGs」をテーマにしたお菓子と、ブロッコリースープを試食した。兼近はスープを「うますぎる!」と絶賛、りんたろー。は生徒さんたちに工夫したところなどを質問して、和気あいあいと交流。
あとで生徒さんたちに聞いたら、このプロジェクト発足時には、グループの中にEXITの熱心なファンはいなかったそう。でも、二人と実際に会って話したら「すごく優しくていい人たちで、好きになっちゃいました」と話してくれた。「二人ともめちゃくちゃカッコよかったです!」と熱っぽく語る様子に、こちらまで誇らしい気持ちになる(推しが褒められるのはうれしい)。
また、生徒さん以上に校長先生がEXITをベタ褒めしていたことが印象的だった。教育者の心を鷲掴みにするチャラ男(笑)。でも、その真価がわかるのは良い先生ってことだよね。
そのあとは、白鳥動物園から来たカワイイ虎の赤ちゃんたちと面会。動物園のスタッフさんに抱き方を教わると、兼近は早速がっしりと虎をホールドし手なづける。一方、りんたろー。は、赤ちゃんでも怖いらしく、ホワイトタイガーが動くたびにビクビクしていたのが対照的でおもしろかった。本当にいいコンビである。
それからも、香川名産の大内パセリを使ったドレッシングや、これまた名物の「オリーブハマチ」を試食したりしたのだが、いろいろと盛り上がり過ぎて、そこでなんと時間切れ。奥に控えるセトウチメーカーズのテントを訪ねることはできなかった。二人の到来を待っていたスタッフは「残念です……」と悔しそうな面持ちだったが、こればかりは仕方がない。
ところがさすがEXIT、もちろんそのままでは終わらないのである。
≫≫≫ 明日公開の後編へ続く
〇EXIT OFFICIAL FAN CLUB「entrance」