待望の初ツアーが名古屋を皮切りにスタート!

2021年11月20日。ついにアメフラっシ初のツアー『Close to You』がスタートした。

彼女たちの実績やキャリアを考えたら、とっくに開催されていてもおかしくなかった東名阪ツアーだが、コロナ禍で一時は県境をまたぐ移動すら制限されていた状況では、なかなかツアーは開催できない。

首都圏でのライブは開催してきたが、その会場に地方のファンが遠征してくるのも、また難しい状況だったわけで、このツアーはメンバーにとっても、ファンにとっても「やっと会える!」という待望の開催となった。

とはいえ、初めてのことだから不安要素もあった。

はたして本当にお客さんは集まってくれるのだろうか? このあたりは周りの大人たちにとって、かなりシビアな問題でもあったが、メンバーは早い段階で手応えを感じていた。

SNSなどを通して大阪や名古屋のファンから、びっくりするほどたくさんのメッセージが届いたこと。そして、事前にリリイベで訪れたお客さんの反応の良さ。きっと大丈夫だ、という想いは日に日に大きくなっていった。

実際、蓋を開けてみたら名古屋公演は満員の観客で埋め尽くされた

▲会場は満員の観客で埋め尽くされた

会場となったCLUB QUATTROは、けっして大きな箱ではないが、2015年にももいろクローバーZの高城れにが、初のソロコンサートを開催した場所としてアイドルファンには知られている(そのときは前代未聞の1日4回公演を朝から敢行して話題に!)。とても雰囲気のある会場なので、最近のアメフラっシの楽曲には間違いなくハマるシチュエーションだ。

初日の名古屋と翌日の大阪は2部構成。第1部ではゲストに地元のアイドルを迎えてのステージ。そして第2部がアメフラっシの単独ライブ。名古屋のゲストは手羽先センセーション。

▲名古屋公演のゲスト・手羽先センセーションと記念撮影

会場の構造上、アメフラっシのメンバーが、彼女たちのライブを鑑賞するにはステージの袖から見るしかなかったのだが、これがとんでもなく至近距離!

ライブの途中で、手羽先センセーションのメンバーも目が合ってびっくりしていたが、その状況を喜んでおもいっきり手を振っている小島はなの行動にはさらにびっくり! 不思議な熱量がすでにステージ周りに発生していた。